プロフェッショナルダーツコーポレーション(PDC)は、イギリスのプロダーツ団体である。1992年1月16日にBDO(プロダーツ団体)から分裂した16名のダーツプレイヤーによって設立されたWDCという団体が前身となっており、BDOとWDCが和解した際に現在のPDCへと改名された。
現在のPDCイベントは、PDCプレミアイベントと呼ばれるメジャートーナメントと、30のプレイヤーズチャンピオンシップと13のヨーロピアンツアーイベントからなるプロツアーで構成されている。
プレミアトーナメント(ランキングイベント)
ワールドダーツチャンピオンシップ
ワールドダーツチャンピオンシップ(World Darts Championship)は、1994年より毎年12月中旬から1月上旬に開催されているトーナメント。PDC最大のトーナメントで、公式のダーツ大会で最大の賞金額を誇るイベントである。
ワールドダーツチャンピオンシップ賞金額
順位 | 賞金(£) | 賞金(円*) |
---|---|---|
優勝 | £500,000 | 9,250万円 |
準優勝 | £200,000 | 3,700万円 |
セミファイナリスト | £100,000 | 1,850万円 |
クオーターファイナリスト | £50,000 | 925万円 |
ベスト16 | £35,000 | 647.5万円 |
サードラウンド敗退 | £25,000 | 462.5万円 |
セカンドラウンド敗退 | £15,000 | 277.5万円 |
ファーストラウンド敗退 | £7,500 | 138.75万円 |
ワールドチャンピオンシップ歴代の決勝戦
年 | 優勝 | スコア | 準優勝 |
---|---|---|---|
1994 | デニス・プリーストリー(94.38) | 6-1 | フィル・テイラー(85.62) |
1995 | フィル・テイラー(94.11) | 6-2 | ロッド・ハリントン(87.15) |
1996 | フィル・テイラー(98.52) | 6-4 | デニス・プリーストリー(101.48) |
1997 | フィル・テイラー(100.92) | 6-3 | デニス・プリーストリー(96.78) |
1998 | フィル・テイラー(103.98) | 6-0 | デニス・プリーストリー(90.75) |
1999 | フィル・テイラー(97.11) | 6-2 | ピーター・マンリー(93.63) |
2000 | フィル・テイラー(94.42) | 7-3 | デニス・プリーストリー(91.80) |
2001 | フィル・テイラー(107.46) | 7-0 | ジョンパート(92.58) |
2002 | フィル・テイラー(98.47) | 7-0 | ピーター・マンリー(91.35) |
2003 | ジョンパート(96.87) | 7-6 | フィル・テイラー(99.98) |
2004 | フィル・テイラー(96.03) | 7-6 | ケビン・ペインター(90.48) |
2005 | フィル・テイラー(96.14) | 7-4 | マーク・ダドブリッジ(90.66) |
2006 | フィル・テイラー(106.74) | 7-0 | ピーター・マンリー(91.72) |
2007 | レイモンド・ファン・バーナベルド(100.93) | 7-6 | フィル・テイラー(100.86) |
2008 | ジョンパート(92.86) | 7-2 | カーク・シェパード(85.10) |
2009 | フィル・テイラー(110.94) | 7-1 | レイモンド・ファン・バーナベルド(101.18) |
2010 | フィル・テイラー(104.38) | 7-3 | サイモン・ウィットロック(100.51) |
2011 | エイドリアン・ルイス(99.40) | 7-5 | ゲイリー・アンダーソン(99.41) |
2012 | エイドリアン・ルイス(93.06) | 7-3 | アンディ・ハミルトン(90.83) |
2013 | フィル・テイラー(103.04) | 7-4 | マイケル・ヴァン・ガーウェン(100.66) |
2014 | マイケル・ヴァン・ガーウェン(100.10) | 7-4 | ピーター・ライト(95.71) |
2015 | ゲイリー・アンダーソン(97.68) | 7-6 | フィル・テイラー(100.69) |
2016 | ゲイリー・アンダーソン(99.26) | 7-5 | エイドリアン・ルイス(100.23) |
2017 | マイケル・ヴァン・ガーウェン(107.79) | 7-3 | ゲイリー・アンダーソン(104.93) |
2018 | ロブ・クロス(107.67) | 7-2 | フィル・テイラー(102.26) |
2019 | マイケル・ヴァン・ガーウェン(102.21) | 7-3 | マイケル・スミス(95.29) |
2020 | ピーター・ライト(102.79) | 7-3 | マイケル・ヴァン・ガーウェン(102.88) |
2021 | ガーウェン・プライス(100.08) | 7-3 | ゲイリー・アンダーソン(94.25) |
2022 | ピーター・ライト(98.34) | 7-5 | マイケル・スミス(99.22) |
2023 | マイケル・スミス(100.71) | 7-4 | マイケル・ヴァン・ガーウェン(99.58) |
2024 |
UKオープン
UKオープンは、2003年から開催されているPDCプレミアイベントである。2003年から2013年までは毎年6月に開催されていたが、2014年から3月に開催されている。160名が出場できるシングルエリミネーショントーナメントで、PDCプレミアイベントで最大の出場者数のトーナメントである。
UKオープン賞金額
順位(人数) | 賞金額 | |
---|---|---|
勝者 | (1) | £110,000 (1,980万円) |
準優勝 | (1) | £50,000 (900万円) |
準決勝進出者 | (2) | £30,000 (540万円) |
準々決勝進出者 | (4) | £15,000 (270万円) |
ベスト16 (6回戦) | (8) | £10,000 (180万円) |
ベスト32 (5回戦) | (16) | £5,000 (90万円) |
ベスト64 (4回戦) | (32) | £2,500 (45万円) |
ベスト96 (3回戦) | (32) | £1,500 (27万円) |
ベスト128 (2回戦) | (32) | £1,000 (18万円) |
ラスト160 (1回戦) | (30) | 賞金なし |
UKオープン歴代の決勝戦
年 | 優勝者(決勝戦スタッツ) | スコア | 準優勝(決勝戦スタッツ) |
---|---|---|---|
2003 | フィル・テイラー(98.03) | 18–8 | シェイン・バージェス(91.36) |
2004 | ローランド・ショルテン(89.49) | 11–6 | ジョンパート(85.98) |
2005 | フィル・テイラー(96.80) | 13–7 | マーク・ウォルシュ(84.52) |
2006 | レイモンド・ヴァン・バーナベルド(91.51) | 13–7 | バリー・ベイツ(82.98) |
2007 | レイモンド・ヴァン・バーナベルド(94.99) | 16–8 | ヴィンセント・ファン・デル・フォート(88.76) |
2008 | ジェイムズ・ウェイド(94.65) | 11–7 | ゲイリー・モーソン(87.33) |
2009 | フィル・テイラー(100.81) | 11–6 | コリン・オズボーン(93.24) |
2010 | フィル・テイラー(97.71) | 11–5 | ゲイリー・アンダーソン(92.41) |
2011 | ジェイムズ・ウェイド(96.25) | 11–8 | ウェス・ニュートン(88.51) |
2012 | ロバート・ソーントン(95.44) | 11–5 | フィル・テイラー(98.58) |
2013 | フィル・テイラー(107.04) | 11–4 | アンディ・ハミルトン(97.95) |
2014 | エイドリアン・ルイス(109.13) | 11–1 | テリー・ジェンキンス(93.15) |
2015 | マイケル・ヴァン・ガーウェン(98.43) | 11–5 | ピーター・ライト(99.33) |
2016 | マイケル・ヴァン・ガーウェン(106.68) | 11–4 | ピーター・ライト(98.33) |
2017 | ピーター・ライト(100.44) | 11–6 | ガーウェン・プライス(97.78) |
2018 | ゲイリー・アンダーソン(95.71) | 11–7 | コーリー・キャドビー(99.78) |
2019 | ネイサン・アスピナル(88.72) | 11–5 | ロブ・クロス(84.79) |
2020 | マイケル・ヴァン・ガーウェン(101.42) | 11–9 | ガーウェン・プライス(99.16) |
2021 | ジェイムズ・ウェイド(102.52) | 11–5 | ルーク・ハンフリーズ(97.95) |
2022 | ダニー・ノッパート(84.82) | 11-10 | マイケル・スミス(90.33) |
2023 | アンドリュー・ギルディング(95.46) | 11–10 | マイケル・ヴァン・ガーウェン(96.74) |
2024 |
ワールドマッチプレイ
ワールドマッチプレイは、最も歴史のあるイベントの1つで1994年から開催されているPDCプレミアイベントである。PDCトリプルクラウンの1つで、ワールドダーツチャンピオンシップとプレミアリーグに継ぎ3番目に賞金額の大きい大会である。毎年7月に開催されている。
ワールドマッチプレイ賞金
順位 | 賞金(£) | 賞金(円) |
---|---|---|
優勝 | £200,000 | 3,600万円 |
準優勝 | £100,000 | 1,800万円 |
セミファイナリスト | £50,000 | 900万円 |
クオーターファイナリスト | £30,000 | 540万円 |
セカンドラウンド敗退 | £15,000 | 270万円 |
初戦敗退 | £10,000 | 180万円 |
歴代の決勝戦
年 | 優勝 | 準優勝 | |
---|---|---|---|
1994 | ラリー・バトラー (92.70) | 16–12 | デニス・プリーストリー (91.59) |
1995 | フィル・テイラー (90.72) | 16–11 | デニス・プリーストリー (87.63) |
1996 | ピーター・エヴィソン (100.51) | 16–14 | デニス・プリーストリー (96.67) |
1997 | フィル・テイラー (106.32) | 16–11 | アラン・ワリナー (98.42) |
1998 | ロッド・ハリントン (95.03) | 19–17 | ロニー・バクスター (94.07) |
1999 | ロッド・ハリントン (85.95) | 19–17 | ピーター・マンリー (86.91) |
2000 | フィル・テイラー (100.32) | 18–12 | アラン・ワリナー (97.14) |
2001 | フィル・テイラー (99.57) | 18–10 | リッチー・バーネット (90.99) |
2002 | フィル・テイラー (98.76) | 18–16 | ジョンパート (94.14) |
2003 | フィル・テイラー (94.38) | 18–12 | ウェイン・マードル (97.44) |
2004 | フィル・テイラー (100.20) | 18–8 | マーク・ダドブリッジ (89.24) |
2005 | コリン・ロイド (97.89) | 18–12 | ジョンパート (94.53) |
2006 | フィル・テイラー (100.08) | 18–11 | ジェイムズ・ウェイド (90.01) |
2007 | ジェイムズ・ウェイド (96.83) | 18–7 | テリー・ジェンキンス (91.62) |
2008 | フィル・テイラー (109.47) | 18–9 | ジェイムズ・ウェイド (102.58) |
2009 | フィル・テイラー (106.05) | 18–4 | テリー・ジェンキンス (92.32) |
2010 | フィル・テイラー (105.16) | 18–12 | レイモンド・ファン・バーナベルド (100.11) |
2011 | フィル・テイラー (103.84) | 18–8 | ジェイムズ・ウェイド (98.84) |
2012 | フィル・テイラー (98.97) | 18–15 | ジェイムズ・ウェイド (95.92) |
2013 | フィル・テイラー (111.23) | 18–13 | エイドリアン・ルイス (105.92) |
2014 | フィル・テイラー (107.19) | 18–9 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (101.49) |
2015 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (99.91) | 18–12 | ジェイムズ・ウェイド (90.37) |
2016 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (103.93) | 18–10 | フィル・テイラー (101.13) |
2017 | フィル・テイラー (104.24) | 18–8 | ピーター・ライト (99.74) |
2018 | ゲイリー・アンダーソン (101.12) | 21–19 | メンサー・スルホビッグ (104.43) |
2019 | ロブ・クロス (95.16) | 18–13 | マイケル・スミス (95.91) |
2020 | ディミトリ・ヴァン・デン・バーグ (98.31) | 18–10 | ゲイリー・アンダーソン (92.81) |
2021 | ピーター・ライト (105.90) | 18–9 | ディミトリ・ヴァン・デン・バーグ (100.88) |
2022 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (101.19) | 18–14 | ガーウィン・プライス (96.92) |
2023 | ネイサン・アスピナル (96.21) | 18–6 | ジョニー・クレイトン (93.56) |
ワールドグランプリ
ワールドグランプリは、1998年より開催されているPDCプレミアイベント。現在のPDCイベントで唯一ダブルイン/ダブルアウトルールが採用されているトーナメントである。毎年10月上旬に開催される。
ワールドグランプリ賞金額
順位(人数) | 賞金* | |
---|---|---|
優勝 | (1) | £120,000 (2,160万円) |
準優勝 | (1) | £60,000 (1,080万円) |
セミファイナリスト | (2) | £40,000 (720万円) |
クオーターファイナリスト | (4) | £25,000 (450万円) |
セカンドラウンド敗退 | (8) | £15,000 (270万円) |
ファーストラウンド敗退 | (16) | £7,500 (135万円) |
ワールドグランプリ歴代決勝戦
年 | 優勝 | スコア | 準優勝 |
---|---|---|---|
1998 | フィル・テイラー (94.61) | 13–8 | ロッド・ハリントン (86.64) |
1999 | フィル・テイラー (92.59) | 6–1 | シェイン・バージェス (81.26) |
2000 | フィル・テイラー (91.32) | 6–1 | シェイン・バージェス (81.48) |
2001 | アラン・ワリナー (83.52) | 8–2 | ローランド・ショルテン (81.84) |
2002 | フィル・テイラー (100.17) | 7–3 | ジョンパート (88.62) |
2003 | フィル・テイラー (94.80) | 7–2 | ジョンパート (83.25) |
2004 | コリン・ロイド (85.29) | 7–3 | アラン・ワリナー (77.91) |
2005 | フィル・テイラー (90.74) | 7–1 | コリン・ロイド (82.05) |
2006 | フィル・テイラー (88.24) | 7–4 | テリー・ジェンキンス (82.51) |
2007 | ジェイムズ・ウェイド (86.03) | 6–3 | テリー・ジェンキンス (84.58) |
2008 | フィル・テイラー (97.81) | 6–2 | レイモンド・ヴァン・バーナベルド (90.42) |
2009 | フィル・テイラー (97.07) | 6–3 | レイモンド・ヴァン・バーナベルド (86.62) |
2010 | ジェイムズ・ウェイド (88.92) | 6–3 | エイドリアン・ルイス (89.33) |
2011 | フィル・テイラー (90.29) | 6–3 | ブレンダン・ドーラン (84.68) |
2012 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (87.53) | 6–4 | マービン・キング (81.96) |
2013 | フィル・テイラー (97.67) | 6–0 | デイブ・チズネル (81.29) |
2014 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (90.81) | 5–3 | ジェイムズ・ウェイド (89.26) |
2015 | ロバート・ソーントン (90.79) | 5–4 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (96.79) |
2016 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (100.29) | 5–2 | ゲイリー・アンダーソン (92.73) |
2017 | ダリル・ガーニー (88.50) | 5–4 | サイモン・ウィットロック (83.53) |
2018 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (88.85) | 5–2 | ピーター・ライト (91.61) |
2019 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (94.74) | 5–2 | デイブ・チズネル (93.32) |
2020 | ガーウェン・プライス (88.19) | 5–2 | ディルク・ファン・ダイヴェンボード (87.07) |
2021 | ジョニー・クレイトン (94.44) | 5–1 | ガーウェン・プライス (92.47) |
2022 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (91.07) | 5–3 | ネイサン・アスピナル (91.88) |
2023 | ルーク・ハンフリーズ (93.30) | 5–2 | ガーウェン・プライス(91.00) |
ヨーロピアンチャンピオンシップ
ヨーロピアンチャンピオンシップは、2008年に設立されたPDCプレミアトーナメント。ヨーロピアンツアーイベントのランキング上位32名が出場する事ができるイベントで、毎年10月末に開催されている。
ヨーロピアンチャンピオンシップ賞金
賞金(人数) | ||
---|---|---|
優勝 | (1) | £120,000 (2,160万円) |
準優勝 | (1) | £60,000 (1,080万円) |
セミファイナリスト | (2) | £40,000 (720万円) |
クオーターファイナリスト | (4) | £25,000 (450万円) |
ベスト16(2回戦) | (8) | £15,000 (270万円) |
ベスト32(1回戦) | (16) | £7,500 (135万円) |
ヨーロピアンダーツチャンピオンシップ歴代決勝戦
年 | 優勝 | スコア | 準優勝 |
---|---|---|---|
2008 | フィル・テイラー (104.35) | 11–5 | エイドリアン・ルイス (96.56) |
2009 | フィル・テイラー (109.35) | 11–3 | スティーブ・ビートン (97.16) |
2010 | フィル・テイラー (105.74) | 11–1 | ウェイン・ジョーンズ (94.64) |
2011 | フィル・テイラー (109.29) | 11–8 | エイドリアン・ルイス (98.72) |
2012 | サイモン・ウィットロック (94.91) | 11–5 | ウェス・ニュートン (89.47) |
2013 | エイドリアン・ルイス (103.34) | 11–6 | サイモン・ウィットロック (99.59) |
2014 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (98.16) | 11–4 | テリー・ジェンキンス (92.90) |
2015 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (107.28) | 11–10 | ゲイリー・アンダーソン (102.42) |
2016 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (111.62) | 11–1 | メンサー・スルホビック (85.91) |
2017 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (108.91) | 11–7 | ロブ・クロス (102.39) |
2018 | ジェイムズ・ウェイド (91.44) | 11–8 | サイモン・ウィットロック (88.81) |
2019 | ロブ・クロス (93.12) | 11–6 | ガーウェン・プライス (84.51) |
2020 | ピーター・ライト (104.33) | 11–4 | ジェイムズ・ウェイド (95.28) |
2021 | ロブ・クロス (92.91) | 11–8 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (93.66) |
2022 | ロス・スミス (101.32) | 11–8 | マイケル・スミス (100.47) |
2023 | ピーター・ライト (97.39) | 11–6 | ジェイムズ・ウェイド (92.09) |
グランドスラムオブダーツ
グランドスラムオブダーツは、2007年に設立されたPDCプレミアイベントで毎年11月上旬に開催されている。PDCプレミアイベントの決勝戦に到達した選手や各PDC関連トーナメントやツアーで活躍した選手が出場できる大会である。
グランドスラム賞金
順位(人数) | 賞金 | |
---|---|---|
勝者 | (1) | £150,000 (2,700万円) |
準優勝 | (1) | £70,000 (1,260万円) |
セミファイナリスト | (2) | £50,000 (900万円) |
クオーターファイナリスト | (4) | £25,000 (450万円) |
ベスト16 | (8) | £12,500 (225万円) |
グループ3位 | (8) | £8,000 (144万円) |
グループ4位 | (8) | £5,000 (90万円) |
グランドスラム賞金
年 | 優勝 | スコア | 準優勝 |
---|---|---|---|
2007 | フィル・テイラー (101.75) | 18–11 | アンディ・ハミルトン (100.97) |
2008 | フィル・テイラー (106.25) | 18–9 | テリー・ジェンキンス (100.92) |
2009 | フィル・テイラー (103.94) | 16–2 | スコット・ウェイツ (94.16) |
2010 | スコット・ウェイツ (99.86) | 16–12 | ジェイムズ・ウェイド (92.79) |
2011 | フィル・テイラー (109.04) | 16–4 | ゲイリー・アンダーソン (98.92) |
2012 | レイモンド・ヴァン・バーナベルド (95.79) | 16–14 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (98.55) |
2013 | フィル・テイラー (98.14) | 16–6 | ロバート・ソーントン (97.02) |
2014 | フィル・テイラー (102.45) | 16–13 | デイブ・チズネル (98.02) |
2015 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (100.94) | 16–13 | フィル・テイラー (102.53) |
2016 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (98.74) | 16–8 | ジェイムズ・ウェイド (90.73) |
2017 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (102.18) | 16–12 | ピーター・ライト (97.71) |
2018 | ガーウェン・プライス (96.70) | 16–13 | ゲイリー・アンダーソン (97.25) |
2019 | ガーウェン・プライス (107.86) | 16–6 | ピーター・ライト (96.28) |
2020 | ホセ・デ・ソウサ (99.95) | 16–12 | ジェイムズ・ウェイド (94.26) |
2021 | ガーウィン・プライス (103.90) | 16–8 | ピーター・ライト (91.51) |
2022 | マイケル・スミス (96.84) | 16–5 | ネイサン・アスピナル (90.94) |
2023 | ルーク・ハンフリーズ (104.69) | 16–8 | ロブ・クロス (103.61) |
プレイヤーズチャンピオンシップファイナルズ
プレイヤーズチャンピオンシップファイナルズは、その年に開催されたプレイヤーズチャンピオンシップのオーダーオブメリット(PCで獲得した賞金ランキング)の上位64名が出場する事ができる大会である。
PCF賞金
賞金額(人数) | 賞金 | |
---|---|---|
優勝 | (1) | £120,000 (2,160万円) |
準優勝 | (1) | £60,000 (1,080万円) |
準決勝進出者 | (2) | £30,000 (540万円) |
準々決勝進出者 | (4) | £20,000 (360万円) |
ベスト16 (3回戦) | (8) | £10,000 (180万円) |
ベスト32 (2回戦) | (16) | £6,500 (117万円) |
ベスト64 (1回戦) | (32) | £3,000 (54万円) |
PDF歴代決勝戦
年 | 優勝(決勝戦スタッツ) | スコア | 準優勝(決勝戦スタッツ) |
---|---|---|---|
2009 | フィル・テイラー (98.04) | 16–9 | ロバート・ソーントン (88.52) |
2010 | ポール・ニコルソン (92.75) | 13–11 | マーヴィン・キング (89.74) |
2011 (2月) | フィル・テイラー (97.01) | 13–12 | ゲイリー・アンダーソン (96.31) |
2011 (12月) | ケビン・ペインター (96.28) | 13–9 | マーク・ウェブスター (93.31) |
2012 | フィル・テイラー (103.57) | 13–6 | キム・ハイブリスク (91.70) |
2013 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (102.45) | 11–7 | フィル・テイラー (102.64) |
2014 | ゲイリー・アンダーソン (101.01) | 11–6 | エイドリアン・ルイス (95.37) |
2015 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (100.32) | 11–6 | エイドリアン・ルイス (89.17) |
2016 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (108.34) | 11–3 | デイブ・チズネル (99.24) |
2017 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (105.50) | 11–2 | ジョニー・クレイトン (94.64) |
2018 | ダリル・ガーニー (95.61) | 11–9 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (100.20) |
2019 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (97.92) | 11–9 | ガーウェン・プライス (96.48) |
2020 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (104.98) | 11–10 | マーヴィン・キング (99.78) |
2021 | ピーター・ライト (95.49) | 11–10 | ライアン・サール (92.10) |
2022 | マイケル・ヴァン・ガーウェン (99.92) | 11–6 | ロブ・クロス (100.33) |
2023 | ルーク・ハンフリーズ(100.75) | 11-9 | マイケル・ヴァン・ガーウェン(103.19) |
プロツアーイベント
PDCプロツアーイベントは、テレビで放映されないトーナメントの総称である。年間30試合行われているプレーヤーズチャンピオンシップと年間13試合行われるヨーロピアンツアーで構成されている。
プレイヤーズチャンピオンシップ
プレイヤーズチャンピオンシップは年間30試合開催されるトーナメントである。16台のダーツボードを使用して1トーナメントにつき1日で開催されるフロアトーナメントである。現地でもテレビでの中継はされていないため、PDCTVのみで中継が行われる。年間30試合終了後のプレイヤーズチャンピオンシップオーダーオブメリット(PCで獲得した賞金のランキング)の上位64人は11月末に開催されるプレイヤーズチャンピオンシップファイナルズに出場できる。
1トーナメント毎の賞金額
順位 | 賞金(£) | 賞金(万円*) |
---|---|---|
優勝 | £12,000 | 216万円 |
準優勝 | £8,000 | 144万円 |
TOP4 | £4,000 | 72万円 |
TOP8 | £3,000 | 54万円 |
TOP16 | £2,000 | 36万円 |
TOP32 | £1,250 | 22.5万円 |
TOP64 | £750 | 13.5万円 |
ヨーロピアンツアー
ヨーロピアンツアーはヨーロッパ各地で開催されるトーナメントツアーである。2012年より導入されたツアーイベントで、現在は年間13試合開催されている。ヨーロピアンツアーの全試合終了後のヨーロピアンツアーオーダーオブメリット(ヨーロピアンツアーで獲得した賞金のランキング)上位32名はヨーロピアンチャンピオンシップにん出場できる。
順位(人数) | 賞金* | |
---|---|---|
勝者 | (1) | £30,000 (540万円) |
準優勝 | (1) | £12,000 (216万円) |
準決勝進出者 | (2) | £8,500 (153万円) |
準々決勝進出者 | (4) | £6,000 (108万円) |
ベスト16敗退 | (8) | £4,000 (72万円) |
セカンドラウンド敗退 | (16) | £2,500 (45万円) |
ファーストラウンド敗退 | (16) | £1,250 (22.5万円) |