2021/22PDCワールドダーツチャンピオンシップ(PDC World Darts Championship)は2021年12月15日から2022年1月3日の期間にアレクサンドラパレスで開催された。メインスポンサーはブックメーカーのWilliam Hillであることから、2021/22 William Hill World Darts Championshipが正式名称である。賞金総額は£2,500,000(約375,000,000円)、優勝賞金は£500,000(約75,000,000円)。世界中のトップダーツプレイヤー96名が集結した大会は、ピーター・ライトが優勝し、2年ぶり2度目のワールドチャンピオンとなった。
賞金
ワールドダーツチャンピオンシップは賞金総額£2,500,000(約3億7500万円)が提供された。ワールドチャンピオンとなったピーター・ライトには£500,000(約7,500万円)の賞金が贈られた。
*大会開催時の為替レート£1=約150円で算出
ポジション(選手数) | 賞金 | |
---|---|---|
優勝 | (1) | £500,000 (7,500万円) |
準優勝 | (1) | £200,000 (3,000万円) |
準決勝進出者 | (2) | £100,000 (1,500万円) |
準々決勝進出者 | (4) | £50,000 (800万円) |
フォースラウンド敗退 | (8) | £35,000 (525万円) |
サードラウンド敗退 | (16) | £25,000 (375万円) |
セカンドラウンド敗退 | (32) | £15,000 (225万円) |
ファーストラウンド敗退 | (32) | £7,500 (112.5万円) |
2021/22ワールドダーツチャンピオンシップ出場選手
2021/22ワールド・ダーツ・チャンピオンシップへ出場する96名の選手の選考方法は以下の方法で選出された。
- PDCオーダーオブメリット上位32名
- PDCプロツアーオーダーオブメリット上位32名*
- 国際予選通過者32名
*2つのランキングで重複する選手はPDCオーダーオブメリット枠で出場。PDCプロツアーオーダーオブメリットからは繰り上げで32名が出場。
ランキングは2021プレイヤーズチャンピオンシップファイナルズ終了時点のランキングを使用。
PDCランキング上位32名
- ガーウェン・プライス
- ピーター・ライト
- マイケル・ヴァン・ガーウェン
- ジェイムズ・ウェイド
- ディミトリ・ヴァン・デン・バーグ
- ゲイリー・アンダーソン
- ホセ・デ・ソウサ
- ジョニー・クレイトン
- マイケル・スミス
- ネイサン・アスピナル
- ロブ・クロス
- クリストフ・ラタイスキ
- ジョー・カレン
- デイブ・チズネル
- ライアン・サール
- スティーブン・バンティング
- ディルク・ヴァン・ダイヴェンボート
- ダニー・ノッパート
- ルーク・ハンフリーズ
- サイモン・ウィットロック
- マーヴィン・キング
- ダリル・ガーニー
- ブレンダン・ドーラン
- グレン・デュラント
- ガブリエル・クレメンス
- メンサー・スルホビック
- イアン・ホワイト
- デヴォン・ピーターセン
- ヴィンセント・ヴァン・デル・フォールト
- クリス・ドビー
- デイモン・ヘタ
- キム・ハイブリクス
・PDCプロツアー上位32名
- カラン・リッツ
- ロス・スミス
- レイモンド・ヴァン・バーナベルト
- ライアン・ジョイス
- エイドリアン・ルイス
- スコット・ミッチェル
- アラン・スーター
- マーティン・クレーマカー
- ダリウス・ラバナウスカス
- リッチー・エドハウス
- ルーク・ウッドハウス
- ジェイミー・ヒューズ
- マイク・カイヴェンホーフェン
- ロビー・ジョン・ロドリゲス
- スティーブ・ビートン
- ウィリアム・オコナー
- リッキー・エヴァンス
- キーン・バリー
- ジェイソン・ヒーヴァー
- ウィリアム・ボーランド
- ロン・ミューレンカンプ
- スティーブ・レノン
- ラスティ-ジェイク・ロドリゲス
- ルーウィー・ウィリアムズ
- フローリアン・ヘンペル
- ジャーメイン・ワティメナ
- ジョー・マーナン
- ライアン・マイクル
- チャス・バーストウ
- テッド・エヴェッツ
- アダム・ハント
- ジェイソン・ロウズ
国際予選通過者
- ドイツスーパーリーグ優勝者 マーティン・シンドラー〈ドイツ〉
- UKチャレンジツアー優勝者 ジム・ウィリアムズ〈ウェールズ〉
- EUチャレンジツアー優勝者 マット・キャンベル〈カナダ〉
- PDCNB1 マダーズ・ラズマ〈ラトビア〉
- PDCNB2 ダニエル・ラーソン〈スウェーデン〉
- CDC TOUR AMERICAN ダニー・ロビー〈アメリカ〉
- PDCアジアツアー予選-フィリピン ローレンス・イラガン〈フィリピン〉
- PDJ日本予選 山田 勇樹 〈日本〉
- 中央・南アメリカ ディオゴ・ポルテラ〈ブラジル〉
- DPNZ REPRESENTATIVE ベン・ロブ〈ニュージーランド〉
- CDC TOP CANADIAN ジョン・ノーマン・ジュニア〈カナダ〉
- アフリカ予選 シェールズ・ロスパー〈南アフリカ〉
- ウーマンシリーズオーダーオブメリット1位 ファロン・シャーロック〈イングランド〉
- ウーマンシリーズオーダーオブメリット2位 リサ・アシュトン〈イングランド〉
- PDC CHINA CHAMPION リハオ・ウェン〈中国〉
- 太平洋マスターズ優勝者 ケイ・スミス〈オーストラリア〉
- DPA QUALIFIER レイ・スミス〈オーストラリア〉
- EADC QUALIFIER ボリス・コルツォフ〈ロシア〉
- UK デベロップメントツアーチャンピオン ブラッドリー・ブルックス〈イングランド〉
- アジアツアー予選-日本 柴田 豊和〈日本〉
- インド予選 ニティン・クマール〈インド〉
- EUデベロップメントツアーチャンピオン ファビアン・シュムッツラー〈ドイツ〉
- 西ヨーロッパ予選 クリス・ランドマン〈オランダ〉
- 東ヨーロッパ予選 ロマン・ベネキー〈チェコ〉
- アジアツアー予選-香港 ロイデン・ラム〈香港〉
- アジアツアー予選-シンガポール ポール・リム〈シンガポール〉
- CDCコンチネンタルカップ優勝 ジェフ・スミス〈カナダ〉
- 南西ヨーロッパ予選 ジャン・フランシスコ・ロドリゲス〈スペイン〉
- 南東ヨーロッパ予選 ジョン・マイケル〈ギリシャ〉
- ツアーカードホルダー予選 ジェームズ・ウィルソ
- ツアーカードホルダー予選 ボリス・カリチュマー
- ツアーカードホルダー予選 ニック・ケニー
日本代表の決定方法
日本人の参加枠は2人で、10月10日に行われる2021 PDJ Japan Championshipの優勝者と11月7日に行われる2021 PDC Asia World Championship Japan Qualifyingの優勝者に参加資格が与えられた。
2021年10月10日に開催された2021 PDJ Japan Championshipで優勝者の山田勇樹選手が出場権を獲得。
2021年11月7日に行われた2021 PDC Asia World Championship Japan Qualifyingで優勝した柴田豊和選手に出場権が与えられた。
21/22ワールドダーツチャンピオンシップ結果
決勝
準決勝
準々決勝
*マイケル・ヴァン・ガーウェンは新型コロナウイルス陽性のため途中棄権した。