2021/22PDCワールドダーツチャンピオンシップ(PDC World Darts Championship)は2021年12月15日から2022年1月3日の期間にアレクサンドラパレスで開催された。メインスポンサーはブックメーカーのWilliam Hillであることから、2021/22 William Hill World Darts Championshipが正式名称である。賞金総額は£2,500,000(約375,000,000円)、優勝賞金は£500,000(約75,000,000円)。世界中のトップダーツプレイヤー96名が集結した大会は、ピーター・ライトが優勝し、2年ぶり2度目のワールドチャンピオンとなった。

2021/22ワールドダーツチャンピオンシップ出場選手

2021/22ワールド・ダーツ・チャンピオンシップへ出場する96名の選手の選考方法は以下の方法で選出された。
・PDCオーダーオブメリット上位32名*
・PDCプロツアーオーダーオブメリット上位32名*
・国際予選通過者32名
*2つのランキングで重複する選手はPDCオーダーオブメリット枠で出場。PDCプロツアーオーダーオブメリットからは繰り上げで32名が出場。
・PDCランキング上位32名(プレイヤーズチャンピオンシップファイナルズ終了時点)

2 ピーター・ライト
7 ホセ・デ・ソウサ
9 マイケル・スミス
10 ネイサン・アスピナル
11 ロブ・クロス
12 クリストフ・ラタイスキ
13 ジョー・カレン
14 デイブ・チズネル
15 ライアン・サール
18 ダニー・ノッパート
19 ルーク・ハンフリーズ
20 サイモン・ウィットロック
21 マーヴィン・キング
22 ダリル・ガーニー
23 ブレンダン・ドーラン
24 グレン・デュラント
25 ガブリエル・クレメンス
26 メンサー・スルホビック
27 イアン・ホワイト
28 デヴォン・ピーターセン
29 ヴィンセント・ヴァン・デル・フォールト
30 クリス・ドビー
31 デイモン・ヘタ
32 キム・ハイブリクス
・PDCプロツアー上位32名

ロス・スミス
レイモンド・ヴァン・バーナベルト
ライアン・ジョイス
エイドリアン・ルイス
スコット・ミッチェル
アラン・サウター
マーティン・クレーマカー
ダリウス・ラバナウスカス
リッチー・エドハウス
ルーク・ウッドハウス
ジェイミー・ヒューズ
マイク・クイヴェンホーフェン
ロビー・ジョン・ロドリゲス
スティーブ・ビートン
ウィリアム・オコナー
リッキー・エヴァンス
キーン・バリー
ジェイソン・ヒーヴァー
ウィリアム・ボーランド
ロン・ミューレンカンプ
スティーブ・レノン
ラスティ-ジェイク・ロドリゲス
ルーウィー・ウィリアムズ
フローリアン・ヘンペル
ジャーメイン・ワティメナ
ジョー・マーナン
ライアン・マイクル
チャス・バーストウ
テッド・エヴェッツ
アダム・ハント
ジェイソン・ロウズ
国際予選通過者

- ドイツスーパーリーグ優勝者 マーティン・シンドラー〈ドイツ〉
- UKチャレンジツアー優勝者 ジム・ウィリアムズ〈ウェールズ〉
- EUチャレンジツアー優勝者 マット・キャンベル〈カナダ〉
- PDCNB1 マダーズ・ラズマ〈ラトビア〉
- PDCNB2 ダニエル・ラーソン〈スウェーデン〉
- CDC TOUR AMERICAN ダニー・ロビー〈アメリカ〉
- PDCアジアツアー予選-フィリピン ローレンス・イラガン〈フィリピン〉
- PDJ日本予選 山田 勇樹 〈日本〉
- 中央・南アメリカ ディオゴ・ポルテラ〈ブラジル〉
- DPNZ REPRESENTATIVE ベン・ロブ〈ニュージーランド〉
- CDC TOP CANADIAN ジョン・ノーマン・ジュニア〈カナダ〉
- アフリカ予選 シェールズ・ロスパー〈南アフリカ〉
- ウーマンシリーズオーダーオブメリット1位 ファロン・シャーロック〈イングランド〉
- ウーマンシリーズオーダーオブメリット2位 リサ・アシュトン〈イングランド〉
- PDC CHINA CHAMPION リハオ・ウェン〈中国〉
- 太平洋マスターズ優勝者 ケイ・スミス〈オーストラリア〉
- DPA QUALIFIER レイ・スミス〈オーストラリア〉
- EADC QUALIFIER ボリス・コルツォフ〈ロシア〉
- UK デベロップメントツアーチャンピオン ブラッドリー・ブルックス〈イングランド〉
- アジアツアー予選-日本 柴田 豊和〈日本〉
- インド予選 ニティン・クマール〈インド〉
- EUデベロップメントツアーチャンピオン ファビアン・シュムッツラー〈ドイツ〉
- 西ヨーロッパ予選 クリス・ランドマン〈オランダ〉
- 東ヨーロッパ予選 ロマン・ベネキー〈チェコ〉
- アジアツアー予選-香港 ロイデン・ラム〈香港〉
- アジアツアー予選-シンガポール ポール・リム〈シンガポール〉
- CDCコンチネンタルカップ優勝 ジェフ・スミス〈カナダ〉
- 南西ヨーロッパ予選 ジャン・フランシスコ・ロドリゲス〈スペイン〉
- 南東ヨーロッパ予選 ジョン・マイケル〈ギリシャ〉
- ツアーカードホルダー予選 ジェームズ・ウィルソ
- ツアーカードホルダー予選 ボリス・カリチュマー
- ツアーカードホルダー予選 ニック・ケニー
日本代表の決定方法
日本人の参加枠は2人で、10月10日に行われる2021 PDJ Japan Championshipの優勝者と11月7日に行われる2021 PDC Asia World Championship Japan Qualifyingの優勝者に参加資格が与えられた。
2021年10月10日に開催された2021 PDJ Japan Championshipで優勝者の山田勇樹選手が出場権を獲得。
2021年11月7日に行われた2021 PDC Asia World Championship Japan Qualifyingで優勝した柴田豊和選手に出場権が与えられた。
21/22ワールドダーツチャンピオンシップ結果

決勝
準決勝
準々決勝
*マイケル・ヴァン・ガーウェンは新型コロナウイルス陽性のため途中棄権した。
21/22ワールドダーツチャンピオンシップ賞金

ワールドダーツチャンピオンシップは賞金総額£2,500,000(約3億7500万円)が提供された。ワールドチャンピオンとなったピーター・ライトには£500,000(約7,500万円)の賞金が贈られた。
*以下£1=150円で算出
賞金額
優勝 £500,000(約7,500万円)
準優勝 £200,000(約3,000万円)
セミファイナリスト £100,000(約1,500万円)
ベスト8 £50,000(約750万円)
第4ラウンド敗退(ベスト16) £35,000(約525万円)
第3ラウンド敗退(ベスト32) £25,000(約370万円)
第2ラウンド敗退 £15,000(約225万円)
初戦敗退 £7,500(約110万円)
合計 £2,500,000