2025/26パディパワー世界ダーツ選手権は1月2日、アレクサンドラ・パレスで準決勝が行われ、ルーク・リトラーとヒアン・ファン・フェーンが勝利。史上最年少となる決勝カードが実現した。18歳のリトラーと23歳のファン・フェーンは、1月3日(日本時間4日午前5時)に優勝賞金100万ポンド(約2億円)とシド・ワデル・トロフィーをかけて対決する。
リトラー、圧倒的パフォーマンスで決勝進出
世界ランキング1位のルーク・リトラーは、ライアン・サールを6-1で下し、2年連続の決勝進出を決めた。リトラーは大会3度目となる105超えの平均スタッツを記録し、10本の180をヒット。初戦のセットこそ落としたものの、その後は6セット連続奪取という圧巻のパフォーマンスを見せた。
サールが第1セットを先取したが、ディフェンディングチャンピオンは持ち前の破壊力で反撃。続く2セットを取り返すと、そこから10レッグ連続で奪取し5-1とリードを広げた。第7セットでサールが12ダーツと170フィニッシュで意地を見せたが、リトラーがセット・ディサイディングレグを制して決勝進出を決めた。
「決勝に進出できて嬉しい。3年連続で決勝に進んだ選手の仲間入りができた」とリトラー。フィル・テイラー、デニス・プリーストリー、ゲイリー・アンダーソンに次ぐ快挙だ。「次の目標は、連覇を達成した選手のリストに名を連ねることだけだ」
ファン・フェーン、アンダーソンとの激闘を制す
23歳のヒアン・ファン・フェーンは、ゲイリー・アンダーソンとの壮絶な打ち合いを6-3で制し、自身初の世界選手権決勝進出を果たした。平均スタッツ103という高水準の試合で、オランダ・ナンバーワンの実力を証明した。
アンダーソンが第1セットを先取したが、ファン・フェーンは見事に立て直し、4セット連続で奪取。特に第5セットは大会屈指の名勝負となった。アンダーソンが10ダーツでブレイクし170チェックアウトを決めると、ファン・フェーンも170で応戦。アンダーソンのセット平均が117を超える中、ディサイディングレグを奪い取った。
アンダーソンが第6セットをブルフィニッシュで取り返し、第7セットも連取して4-3と迫ったが、ファン・フェーンは動じず。最後の2セットを連取し、13ダーツで試合を締めくくった。
「1秒1秒を楽しんだ。まだ信じられない気持ちだ」とファン・フェーン。過去2回の出場では1勝もできなかった会場で、夢の決勝進出を果たした。「優勝トロフィーを掲げられると確信している。明日はAゲームを出さないと、とても厳しい試合になるだろう」
史上最年少の決勝カード
ブックメーカーのパディパワーは、リトラーを4/11のファボリットに設定。ファン・フェーンは2/1のオッズとなっている。決勝は1月3日午後8時(日本時間4日午前5時)から、13セットマッチで行われる。
大会は英国ではスカイスポーツ、世界各地でDAZN、Viaplayなどを通じて放送される。

