オーストリアのラスティ・ジェイク・ロドリゲスが11月6日、レスターのマッティオリ・アリーナで行われたグランドスラム・オブ・ダーツのツアーカード保持者予選で3連勝し、本戦出場を決めた。SPORTbibleによると、ロドリゲスは7月2日のプレイヤーズ・チャンピオンシップ19以来、プロツアーで勝利から遠ざかっていた。91人が10枠を争った最終予選で、ロドリゲスは格上の選手たちを次々と破る快進撃を見せた。
初戦で第4シードのヘタを5-3で撃破、アベレージ97
ロドリゲスの初戦の相手は、オーストラリアのナンバーワンで第4シードのデイモン・ヘタだった。PDCオーダーオブメリットでトップ32に入るヘタが有利と見られていたが、ロドリゲスはアベレージ97を記録して5-3で勝利した。兄弟のロウビー・ジョンとロキシー・ジェームズもダーツ選手というロドリゲスは、敗退が決まればグランドスラム出場の望みが消える一戦で、大会屈指の番狂わせを演じた。
元欧州王者のエドハウスも5-1で圧倒
続く2試合目では、2024年のヨーロピアン・チャンピオンシップ覇者リッチー・エドハウスと対戦した。エドハウスは2026年シーズンを苦しみながら過ごしていたが、メジャー王者の経験を持つ難敵だった。ロドリゲスはここでも勢いを止めず、アベレージ92で5-1と圧勝し、決定戦へ進んだ。
決定戦はビッセルに5-2、3-0と先行して決めた
本戦出場を懸けた決定戦の相手は、トム・ビッセルだった。ビッセルは今季大きく成長し、プレイヤーズ・チャンピオンシップ・オーダーオブメリットで25位に入ってプレイヤーズ・チャンピオンシップ・ファイナルズ出場を決めている選手で、ロドリゲスの3人の相手の中で最も手ごわい相手と見られていた。しかしロドリゲスは3-0と先行すると、アベレージ94で5-2と勝ち切り、グランドスラム出場を決めた。
10人の通過者と脱落したビッグネーム
この日の予選を通過した10人は、スティーブン・バンティング、マイケル・クイヴェンホーフェン、トム・サイクス、ロドリゲス、ニコ・シュプリンガー、リッキー・エヴァンス、カール・スニード、ブラッドリー・ブルックス、ジョー・カレン、アラン・スーター。シュプリンガーは112.25の高アベレージでステファーン・ヘンドリクスを5-1で破り、ブルックスは106.31のアベレージでデイブ・チズネルを5-2で下した。カレンはマイケル・スミスとの勝ち抜けを懸けた一戦を5-3で制した。一方、ヘタのほか、昨年の準決勝進出者ダニー・ノッパート、ワールドマッチプレイ準決勝進出者のディルク・ヴァン・ダイヴェンボード、3度の準優勝経験を持つピーター・ライトらが初戦で姿を消した。2012年王者のレイモンド・ファン・バーネフェルドは最終予選の手前で敗れ、スミスもグランドスラム出場を逃した。
グランドスラムは11月14日開幕、抽選は11月9日
グランドスラム・オブ・ダーツは11月14日から22日まで、ウルヴァーハンプトンのWVアクティブ・オルダズリーで開催される。今年は出場枠が48人に拡大され、賞金総額100万ポンド、優勝賞金20万ポンドとエリック・ブリストウ・トロフィーを懸けて争われる。グループステージの抽選は11月9日月曜日に行われ、PDCのソーシャルメディアで発表される。残る1枠は、11月8日に決まる北欧&バルト選手権の優勝者に与えられる。
情報源:SPORTbible「Forgotten darts player has qualified for the Grand Slam after completing astonishing feat」、PDC公式「Bunting headlines Mr Vegas Grand Slam of Darts qualifiers」、Online Darts「Stephen Bunting and Joe Cullen Lead Grand Slam Qualifiers As Ten Seal Wolverhampton Spots」、Sky Sports「Ricky Evans: Last year’s quarter-finalist comes through Tour Card Holder to seal spot at Grand Slam of Darts」
