PDCヨーロピアンツアー第4戦「エルテン・セーフティシューズ・ジャーマン・ダーツ・グランプリ」は4月5日、ミュンヘンのツェニットで2回戦が行われた。地元ドイツのニコ・スプリンガーが、ディフェンディングチャンピオンのマイケル・ヴァン・ガーウェンを6-1で圧倒する大番狂わせを演じ、会場を沸かせた。
スプリンガーが完璧なダブルでMVGを粉砕
25歳のスプリンガーは、世界ランク4位のヴァン・ガーウェンに対して驚異的なダブル精度を発揮。わずか3本のダブルミスで4-0とリードを奪うと、ヴァン・ガーウェンが15ダーツでブレイクバックして4-1としたものの、即座に15ダーツのブレイクで応戦。トップスに決めて地元での記念すべき勝利を手にした。アベレージ98超えの圧巻のパフォーマンスだった。
「ここでプレーできて本当に嬉しい」と語ったスプリンガーは、3回戦で2022/23シーズンの世界王者マイケル・スミスと対戦する。「明日も今日と同じレベル、もしくはそれ以上でプレーしないといけない。彼は本当にタフな相手だが、準備はできている」
スミスがチズネルとの接戦を制す
そのマイケル・スミスは、ヨーロピアンツアー8勝のデイブ・チズネルとの激戦を6-5で制した。チズネルのダブル精度の低さに助けられた形だが、第7レグで重要な136フィニッシュを決めるなど、今季ヨーロピアンツアー2度目のファイナルズデー進出を果たした。
地元勢がもう1人快進撃
ドイツナンバーワンのマルティン・シンドラーも、ブレンダン・ドーランを6-4で下して3回戦へ進出。ネイサン・アスピナルと対戦する。アスピナルは、ドイツの2番手リカルド・ピエトレツコとのラストレグまでもつれた接戦を制した。5-4から2レグを連取し、12ダーツのブレイクで勝利を決めた。
波乱続出の1日
この日は合計10人のシード選手が敗退する波乱の展開となった。ウィリアム・オコナーがトップシードのヒアン・ファン・フィーンを6-2で撃破し、アンドリュー・ギルディングとの3回戦に駒を進めた。オコナーは4-1とリードすると、108フィニッシュを含む2つの100超えチェックアウトで勝利を飾った。
ケビン・ドゥーツは、ヨーロピアンツアー通算100試合出場となったジェイムズ・ウェイドを6-5で撃破。アベレージ101.30をマークし、5-3から3レグ連取で逆転した。週末2度目となる170フィニッシュも決めた。
ジャーマン・ダーツ・グランプリは4月6日(月)に3回戦と決勝トーナメントが行われ、大会最終日を迎える。

