ルーク・リトラーが3月8日、イングランド・マインヘッドで開催された2026ラドブロークスUKオープン決勝でジェイムズ・ウェイドを11-7で破り、大会2連覇を達成した。157名のエントリーを勝ち抜いたリトラーは、マイケル・ヴァン・ガーウェン以来10年ぶりとなる連覇の快挙を成し遂げ、賞金12万ポンド(約2,400万円)を獲得した。
2年連続でウェイドとの決勝を制す
世界ランキング1位のリトラーは決勝で快調なスタートを切り、3-0とリード。しかしウェイドが粘りを見せ3-2まで詰め寄ると、アベレージで12ポイントの差がありながら6-6の同点に追いつく場面も。それでも第15レグで116のチェックアウトを決めたリトラーが勢いに乗り、4レグ連取で勝利を決めた。
19歳のリトラーは、レイモンド・ヴァン・バルネフェルト、フィル・テイラー、ヴァン・ガーウェンに次ぐ史上4人目のUKオープン連覇達成者となった。昨年10月のヨーロピアン・チャンピオンシップでウェイドに敗れて以来、プレミア・ランキング大会では無敗を継続している。
「最高の気分だよ。アベレージ的には今大会ベストではなかったけど、粘り強く戦って優勝できた」とリトラー。「ミカエルが最後に連覇したのが10年前で、世界選手権と同じ。それが目標だった。多くの人は僕がここで優勝するとは思っていなかったはず。少しスランプがあったけど、復活したと言えると思う!」
ウェイド、史上2人目の5度目の決勝進出も及ばず
42歳のウェイドは24年連続出場となった今大会で、準々決勝ではロブ・クロスを最終レグの末に107のチェックアウトで下し、準決勝ではガーウィン・プライスに11-8で勝利。フィル・テイラーに次いで史上2人目となるUKオープン決勝5回進出の記録を達成したが、リトラーには3大会連続で決勝で敗れる結果となった。
「ルークは最後、僕にとって強すぎた。彼は今、世界最高の選手だ。残念ながら3回の決勝で彼に負けてしまったよ」とウェイドは敗戦を振り返った。
決勝日の主な結果
準々決勝
- ジョシュ・ロック 10-7 クシシュトフ・ラタイスキ
- ジェイムズ・ウェイド 10-9 ロブ・クロス
- ルーク・リトラー 10-6 ダニー・ノッパート
- ガーウィン・プライス 10-8 ジョニー・クレイトン
準決勝
- ジェイムズ・ウェイド 11-8 ガーウィン・プライス
- ルーク・リトラー 11-9 ジョシュ・ロック
決勝
- ルーク・リトラー 11-7 ジェイムズ・ウェイド
リトラーは決勝日、ノッパート戦では161のチェックアウトを含む10-6の勝利、準決勝のロック戦では5-1から追いつかれる苦しい展開ながらも11-9で勝ち上がっていた。これで5大会連続となるプレミア・イベントのタイトル獲得となった。

