PDCヨーロピアンツアー第2戦「エルテン・セーフティシューズ・ヨーロピアンダーツトロフィー」が3月13日、ドイツ・ゲッティンゲンのロックハレで開幕。初日最大の話題となったのは、ケビン・ドーツが記録した驚異的なアベレージ117.12だ。これはヨーロピアンツアー史上歴代5位タイ、同大会史上最高記録となる圧巻のパフォーマンスとなった。
ドーツが歴史的パフォーマンスで快勝
27歳のドーツは、フィンランドのデビュー選手ヨナス・マサリンを相手に6-0の完封勝利。6レッグ中3レッグを4ビジットで仕留める完璧なプレーを見せた。
「良かったでしょ?」と冗談めかすドーツは、「何が起きたのか分からない。ただすごく快適だった」とコメント。「ヨナスが1-1のダーツを外してから調子が出てきた。土曜日のラウンド2ではキャム・クラブツリーと対戦するが、彼はああいうチャンスを逃さないだろう。今とても良い状態だし、明日も勝つと思う」と自信を見せた。
チズネルが5-0から奇跡の大逆転
ヨーロピアンツアー8勝を誇るデイブ・チズネルは、ジェフリー・デ・ズワーンとの試合で5-0から6連続レッグを奪い、劇的な逆転勝利を収めた。完封負け寸前でアベレージ75未満だったチズネルだが、3本のマッチダーツをしのぎ切って大逆転劇を演じた。
「変な試合だった。試合の最後より序盤にバラバラな方がマシだね」とチズネルは笑う。「最終レッグは奇妙だった。お互いスコアが伸びなかったが、フィニッシュを決められたので満足している。明日はもっと良いプレーが必要だ。ロス・スミスは素晴らしい選手で、直近7試合全敗中だが、マイケル・ヴァン・ガーウェンにも26連敗してから1勝できたからね」と語った。
その他の主な結果
ジョー・カレンはヴォイチェフ・ブルリンスキを6-3で下し、ラウンド2でガーウィン・プライスとの注目カードが実現する。ニコ・シュプリンガーはドイツのカイ・ゴットハルトを最終レッグで下し、142と124のチェックアウトを決めた後、クラッチの80フィニッシュで勝利を飾った。
地元ドイツ勢では、パウル・クローネがキャメロン・メンジーズを6-4で破る番狂わせを演じ、ヨーロピアンツアー初勝利を挙げた。ラウンド2ではワールドカップ王者ジョシュ・ロックと対戦する。ルーカス・ヴェニヒも昨年準優勝のライアン・ジョイスを破り、地元ファンを沸かせた。
ラウンド2は現地時間3月14日の午後1時(日本時間午後9時)と午後7時(日本時間翌午前3時)の2セッションで開催。ヴァン・ガーウェンが通算39度目のヨーロピアンツアータイトルを目指す。

