2025/26パディパワー世界ダーツ選手権大会17日目、アレクサンドラ・パレスで4回戦が行われ、ゲイリー・アンダーソンが宿敵マイケル・ヴァン・ガーウェンを4-1で下し、ベスト8進出を決めた。この結果、ヴァン・ガーウェンは過去10年で最も早い世界選手権敗退となった。また、ルーク・ハンフリーズとヒアン・ファン・ヴィーンも勝利し、準々決勝で激突することが決まった。
アンダーソンが宿敵を圧倒
2度の世界王者であるアンダーソンは、最初の2セットをいずれも決勝レグで制し、序盤から主導権を握った。第1セットでは14ダーツでフィニッシュ、第2セットでは2本のダーツで78をチェックアウトし、2-0とリードを広げた。
ヴァン・ガーウェンは第3セットで116超えの平均スタッツを記録して反撃したが、アンダーソンはその後8レグ中6レグを奪い、平均99、11本の180スコアを記録して勝利を収めた。
「今夜は一度も落ち着いてプレーできなかった」とアンダーソンは振り返った。「前回マイケルにこのステージで負けたのは、私が3度目の世界タイトルを目指していた時だった。だから今日勝てて嬉しい」
フードが完璧なフィニッシュで快挙
アンダーソンの次なる対戦相手は、大会のダークホースとなったジャスティン・フードに決まった。初出場のフードは、ジョシュ・ロックを相手にストレート勝ちという驚異的な快進撃を見せた。
フードはダブルへの最初の11本のダーツを全て決めるという、世界選手権史上最高レベルのフィニッシュを披露。平均101.18を記録し、119のチェックアウトで勝利を決めた。
「ダブルが素晴らしかった。ジョシュがチャンスをくれて、それを掴んだ」とフードはコメント。「練習ではスコアリングは良かったがダブルが不安定だったので、1時間ダブルに集中したんだ。それが効いた!」
ハンフリーズ対ファン・ヴィーン、因縁の再戦へ
ルーク・ハンフリーズとヒアン・ファン・ヴィーンも準々決勝進出を決め、再び対決することになった。ファン・ヴィーンは10月のヨーロピアン選手権でハンフリーズを破り、初のテレビタイトルを獲得。現在、世界ランク2位のハンフリーズに対して4連勝中だ。
ハンフリーズはケビン・ドゥーツを4-1で圧倒。平均103を記録し、最後の14レグ中12レグを制する支配的なパフォーマンスを見せた。
「良いプレーができたと思う」とハンフリーズ。「ヒアンとの次の試合は素晴らしいダーツの試合になるだろう。彼のことが大好きだし、本当に良い選手だ。尊敬している」
ファン・ヴィーンもデビュー選手のチャーリー・マンビーを4-1で退け、平均99近くを記録して今年4度目のテレビランキング準々決勝進出を果たした。
その他の準々決勝カード決定
ポーランドのクシシュトフ・ラタイスキーは、ルーク・ウッドハウスを4-2で下し、元日にディフェンディングチャンピオンのルーク・リトラーと対戦することが決まった。
「想像できる最大の挑戦だ」とラタイスキー。「彼は世界最高の選手で世界王者だが、スポーツでは何でも可能だ!」
ジョニー・クレイトンは、スウェーデンのアンドレアス・ハリソンとの接戦を4-2で制し、ライアン・サールとの準々決勝進出を決めた。
「これは私にとってすべてを意味する。こんなに緊張したのは久しぶりだ」とウェールズのナンバーワンであるクレイトンは語った。「震えが止まったばかりだ。アンドレアスは素晴らしい選手だが、今は笑顔だ」
準々決勝の対戦カード(1月1日)
昼の部(日本時間21時30分開始予定)
- ライアン・サール vs ジョニー・クレイトン
- ゲイリー・アンダーソン vs ジャスティン・フード
夜の部(日本時間翌4時開始予定)
- ルーク・リトラー vs クシシュトフ・ラタイスキー
- ルーク・ハンフリーズ vs ヒアン・ファン・ヴィーン

