PDC会長のエディ・ハーンは、2022年のPDCサーキット賞金額が1500万ポンド(約22億5千万円)を超えることを発表した。
2022年に30試合行われるプレーヤーズチャンピオンシップは1試合あたりの賞金を10万ポンド(約1,500万円)に増額、プレミアリーグは100万ポンド(約1億5千万円)に増額、ワールド・マッチプレーの賞金額は80万ポンド(約1億2千万円)に増額し、そのうち優勝者には20万(約3000万円)ポンドの賞金が与えられる。
また、ワールドグランプリ、グランドスラムオブダーツ、プレーヤーズチャンピオンシップファイナルズも賞金額が増額される。
PDC会長のエディ・ハーン氏は、「巨額の賞金を投資することになりますが、これは我々の継続的なグローバル展開の一環として適切なものです。昨年のパンデミックへの積極的な対応により、スポーツの運営とプロ選手の活動を維持することができました。そのような厳しい状況の中、我々に協力してくれたスター選手への報奨として、このような増額を行うことができました。2022年に賞金総額1,500万ポンドを突破しましたが、今後数年間で賞金総額2,000万ポンドを突破することを目標としています。」と公表した。
また、ハーン氏は、「2022年のプレーヤーズチャンピオンシップの賞金総額に75万ポンドを投入することは、プロツアートーナメントの重要性を示すことになり、すべてのツアーカード保持者にとって大きな収入源となります。また、テレビイベントで成功を収めたエリートスターたちにも報酬を与えたいと考えており、来年のプレミアリーグの賞金総額が100万ポンドになることは素晴らしいことです。」とコメントした。
2023年以降にはテレビで放送されるイベントやPDCヨーロッパツアーの賞金額も増額予定となっている。
2022年賞金が増額するPDCイベント
2022年に賞金が増額するイベント
プレーヤーズ・チャンピオンシップ x30試合 – 1イベントあたり10万ポンド(2021年は1イベントあたり75,000ポンド)
プレミアリーグ – 100万ポンド(2021年は85万5,000ポンド)
ワールドマッチプレイ – 80万ポンド(2021年は70万ポンド)
ワールドグランプリ – 55万ポンド(2021年は45万ポンド)
グランドスラム・オブ・ダーツ – 65万ポンド(2021年は55万ポンド)
プレイヤーズ・チャンピオンシップ・ファイナルズ – 60万ポンド(2021年は50万ポンド)
ウーマンシリーズ – 1大会5,000ポンドを20大会に拡大(2021年は12大会)
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