PDCパートナーであるSelco社は、2021/22年ウィリアムヒル・ワールド・ダーツ・チャンピオンシップにおいて、9ダーツを2回達成したプレイヤーが現れた場合に£100,000（約1,500万円）を提供することを発表した。
£100,000の内訳としては、ワールド・ダーツ・チャンピオンシップで9ダーツを2回成功させたプレイヤーに£50,000（約750万円）が贈られる。そして、ダーツファンの中から抽選で1名に£25,000、慈善団体への寄付が£25,000で合計£100,000となっている。
£25,000を受け取ることができる1名のダーツファンは、2本目のナインダーツ達成者が現れる前にSelco社の特設ページに登録した人の中から抽選される。
慈善団体への寄付は、Selcoが推薦するGlobal’s Make Some Noiseへと贈られる。Global’s Make Some Noiseは、英国内の小規模な慈善団体と協力して、フードバンク、ドメスティック・バイオレンス、メンタルヘルスのヘルプライン、介護者のサポート、コミュニティ・プロジェクト、雇用プログラムなどの重要なサービスを継続することで、地域社会の恵まれない人々の生活を改善する事を目的としている組織である。
これまで、1つのワールドチャンピオンシップで2度の9ダーツの達成したプレイヤーはいない。
過去に3度のワールドチャンピオンに輝いたマイケル・ヴァン・ガーウェンは、2012年のワールドチャンピオンシップであの有名な17パーフェクトダーツ（9ダーツ達成後のレッグで9ダーツトライをしてダブル12を外した）をしたものの達成とはならなかった。
Selcoのマーケティング・ディレクターであるカリーヌ・ジェサミンは「PDCとのパートナーシップを非常に誇りに思っています。ダーツを愛するお客様にとって、ワールドチャンピオンシップは1年のハイライトです。今年はこのイベントをさらに盛り上げたいと思っていましたが、今回の10万ポンドの賞でそれが実現できたと思います。プレイヤーの誰かがそれを成し遂げて、そのプレイヤーと幸運なファン、そしてGlobal’s Make Some Noiseでお祝いできることを心から願っています」とコメントをした。
2021/22年のワールド・ダーツ・チャンピオンシップは、12月15日に開幕し、1月3日に閉幕する。この大会で複数の選手が2回の9ダーツフィニッシュを達成した場合、最初に達成した選手に賞品が与えられる事となる。
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