7月25日にブラックプール行われた2022ワールドマッチプレイ決勝戦で、マイケル・ヴァン・ガーウェンがガーウェン・プライスに18-14で勝利し、3度目のワールドマッチプレイのタイトルを獲得した。ヴァン・ガーウェンは優勝賞金£200,000(約3,200万円)とフィルテイラートロフィーを獲得した。
ヴァン・ガーウェンは32LEGを通して平均101.10を記録し、15回の180を出し、5つの100以上のフィニッシュを決めての優勝となった。ワールドマッチプレイでハットトリック(3回優勝)を達成したのはフィル・テイラー以来で、史上2人目の快挙となった。
ヴァン・ガーウェンはゲーム立ち上がりの4Legを奪われ、0-4ビハインドから18-14で逆転勝利となった。
ゲーム序盤はダブルが決まらずに苦戦をしていたが、ゲーム終盤では130や114のハイフィニッシュを決め、最後は121をD-BULLで決めての優勝となった。
「再びこのトロフィーを手にすることができたことは、私にとってとても大きな意味があります」と、腕の手術行って以来2度目の大会出場となったヴァン・ガーウェンは感慨深げに語り出し、
「キャリアの中でも難しい局面を乗り越えてきた。復帰してプライスのようなレベルの高い選手を倒せた事を誇りに思います。また良い時代がやってくる。そう感じています。このようなバトルをもっとたくさんしていきたいですね。」とコメントした。
ガーウェン・プライスは勝利という輝かしい成績を収めることはできなかったが、今大会の準決勝では9ダーツを達成などの活躍を見せ、準優勝で100,000ポンド(約1600万円)の賞金を獲得した。
プライスは「この試合ではパープルパッチ(好調な時期)がなかったんだ。マイケルは素晴らしかった。彼は優勝にふさわしいです。」とコメントした。
プライスは£100,000の賞金を獲得したことで、PDCオーダーオブメリット1位の座を奪還した。
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