決勝は最終レッグまでもつれる死闘
63歳のベテラン、ゲイリー・モーソンが現地時間11月7日(土)夜、カナダ・ニューファンドランド州ディアレイクで行われた2026年CDCコンチネンタルカップ(presented by Cosmo Darts)の決勝でケビン・ルークを8-7で破り、2度目の優勝を果たした。モーソンは2018年以来となる同大会制覇で、2027年PDC世界ダーツ選手権(12月11日開幕、アレクサンドラ・パレス)への出場権も獲得した。
決勝は最後の1レッグまでもつれる大接戦となった。ルークが第1レッグを取ると、モーソンは150チェックアウトで1-1に追いつく。その後も互いに譲らず、モーソンは3レッグ連取で5-3とリード。第8レッグでは177、180と連続でたたき出し、13ダーツで締めて主導権を握った。
モーソンは6-4、7-5とリードを広げたが、ルークも粘りを見せて7-7に追いつき、勝負は最終レッグへ。モーソンは32残りからダブル16を決め、20ダーツで優勝を決めた。ルークは18残りで待つだけだった。決勝のアベレージはモーソン82.13、ルーク79.03。180は2人合わせて7本(ルーク4本、モーソン3本)だった。
優勝への道のり
モーソンは第9シードで大会に臨み、初戦のラスト24でラリー・バトラーを5-0で圧倒。ラスト16では世界選手権デビューを控えるブレイデン・ホールを5-1で破り、準々決勝では第1シードのアダム・セバダを破る番狂わせを演じたスコット・エストルを6-2で退けた。準決勝はデビッド・キャメロンとの接戦を7-6で制し、決勝へ進んだ。
なお、モーソンはコンチネンタルカップの全大会に出場した唯一の選手でもある。
準優勝のルークの勝ち上がりも劇的だった。初戦でマイケル・グエンを5-0で下すと、ラスト16ではジョーイ・リノーを5-4、準々決勝ではアルバート・アンスティに3-5とリードされながら3レッグ連取で6-5と逆転。準決勝はニック・リンバーグに7-0の完勝で、自身最大の決勝の舞台に進んだ。
そのほか、ラスト16では第16シードのエストルが第1シードのセバダを5-2で破る番狂わせがあり、大会史上初めて第1シードが第16シードに敗れる結果となった。ディフェンディングチャンピオンのアレックス・スペルマンは準々決勝でキャメロンに4-6で敗れ、第2シードのフレッド・クルーガーは準々決勝でリンバーグに3-6で敗れた。
世界選手権出場権を獲得
CDCコンチネンタルカップの優勝者には、PDC世界ダーツ選手権への出場権が与えられる。モーソンはこの勝利で、12月11日に開幕する2027年大会への切符を手にした。
モーソンは2008年のUKオープンで決勝に進んだ実績を持つベテランで、決勝では当時2連覇中だったレイモンド・ヴァン・バーナベルドを準決勝で破ったが、決勝でジェームズ・ウェイドに敗れて準優勝に終わった。今年6月にはUSダーツマスターズにも出場し、18年ぶりにPDCの大舞台に立っている。
今大会にはCDCツアーポイントランキング上位24人が出場し、上位8シードは土曜午後のラスト16から登場した。世界選手権の残り枠をめぐっては、11月8日に北欧&バルト選手権の優勝者も決まる予定で、フィールドは11月30日のツアーカード保持者予選で完成する。
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