ドイツのヒルデスハイムで2月10日に開催されたプレイヤーズチャンピオンシップ2で、オランダのウェッセル・ナイマンがガーウィン・プライスとの死闘を制し、PDCランキングタイトル4勝目を挙げた。決勝は平均107.41という圧巻のスタッツを記録したプライスを相手に、ナイマンが最終レグまでもつれる接戦を8-7で制し、優勝賞金1万5000ポンド(約300万円)を獲得した。
決勝は最終レグの激闘
ナイマンは序盤に3本の14ダーツフィニッシュで3-1とリードを奪ったが、プライスが144チェックアウトなどで追いつき3-3に。その後プライスが第10レグで11ダーツ、続く第11レグでブル仕上げの121チェックアウトを決めて6-5とリードしたが、ナイマンも12ダーツのブレイクで6-6に追いつく展開に。両者が投げ合う緊迫した展開となったが、最終的にナイマンが171チェックアウトに続いて94フィニッシュを決め、平均102.78で勝利を飾った。
「ガーウィンが限界まで追い込んでくる中で優勝できたことは大きな意味がある」とナイマンは語った。「今日のプレーには本当に満足している。トップ24に近づいているが、もっと向上したい。トップ16入りを目指し、ビッグゲームでのパフォーマンスを改善したい。フロアでこのようなプレーができているのだから、大舞台でも実現できるのは時間の問題だと思う」
プライスは驚異の平均105.69
準優勝に終わったプライスは、大会全7試合で平均105.69という驚異的なスタッツを記録。特にラウンド16のルーク・ウッドハウス戦では平均111.14、準々決勝のマイケル・ヴァン・ガーウェン戦では平均117.12という圧巻のパフォーマンスでMVGを6-0のホワイトウォッシュで下した。この試合はわずか9分間で終了し、14、11、12、11、15、14ダーツというレグ構成だった。準決勝ではクシシュトフ・ラタイスキーを平均104超えで7-4で下したが、決勝では惜しくもナイマンに敗れた。
9ダーツフィニッシュが2本
この日はジェームズ・ハレルとガブリエル・クレメンスの2人が9ダーツフィニッシュを達成した。ハレルは初回戦のマイク・クイフェンホーフェン戦で、クレメンスは3回戦のマダルス・ラズマ戦で完全試合を記録し、特にクレメンスは平均108でこの試合を6-3で制した。
その他の注目結果
準決勝進出者のラタイスキーはダーク・ファン・ダイフェンボーデとダニー・ノッパートのオランダ勢を下し、ライアン・サールはケビン・ドゥーツとデイブ・チズネルを破って準決勝に進出した。前日のPC1チャンピオンのジェイムズ・ウェイドは3回戦でチズネルに最終レグで敗れた。また、欧州チャンピオンのジャン・ファン・フィーンや2度の世界王者ピーター・ライトは初回戦で敗退した。
次回のプレイヤーズチャンピオンシップ3-4は2月16-17日にウィガンのロビンパーク・レジャーセンターで開催される。

