ファンの間で浮上した「ダーツ版ロイヤルランブル」構想
Netflixの「Beat Luke Littler」の成功を受けて、ダーツ版ロイヤルランブルの開催を求める声がファンの間で広がっている。構想は、プロレスのロイヤルランブルにならい、30人の謎の選手が登場する勝ち残り形式の大会だ。1レッグごとに新たな選手が登場し、勝者がその場に残って次の挑戦者と対戦するという内容が想定されている。
きっかけとなった「Beat Luke Littler」では、ルーク・リトラーが14人の挑戦者を退けた後、ファロン・シェロックが1レッグの501でリトラーを破り、賞金501,000ポンドを獲得した。この番組の反響を受けて、次はロイヤルランブル形式のダーツ大会を、というアイデアが注目を集めている。
テイラー「新しいものが必要だ」 ルイスも賛同
この構想に賛同を表明したのが、16度の世界王者フィル・テイラーと、2度の世界王者エイドリアン・ルイスだ。2人はtalkSPORTの取材に対し、Netflixがダーツ版ロイヤルランブルを開催する可能性について聞かれ、そろって前向きな姿勢を示した。
テイラーは「いいアイデアだ。何か新しいものが必要だ。今は少し退屈になってきている。いつも同じ501、501、501ばかりだ」と語った。さらに「MCが選手を1人ずつ紹介するのも、これまでとは違うだろう。私自身も楽しめると思う。誰が出るかは誰にも教えないことだ」と続け、登場選手を事前に明かさない演出の面白さを挙げた。
ルイスが、テイラー自身もその大会に出るのかと尋ねると、テイラーは冗談交じりに「リトラーをステージから投げ落としてやるよ」と答えた。プロレス版のロイヤルランブルでは、選手が一定間隔で登場し、リングから落とされた選手が敗退となる。
ニコルソンも「Netflix向き」と指摘 ただし開催は未定
解説者のポール・ニコルソンも、Sporting Lifeの記事でロイヤルランブル構想に言及した。ニコルソンは、このアイデアは以前から話題に上っていたものだとしたうえで、PDCが実施するかどうかは分からないとしつつ、WWEと提携するNetflix向きの企画ではないかと指摘した。レスラーとのクロスプロモーションの可能性にも触れ、リトラーがレスラーのLAナイトからボイスメッセージを受け取っていたことにも言及している。
重要なのは、現時点でダーツ版ロイヤルランブルの開催が決まったわけではないという点だ。日程や主催者、参加選手は発表されておらず、あくまでファンや関係者の間で盛り上がっている構想の段階である。
なお、テイラーとルイスは11月23日から28日に行われるMODUSインターナショナル・ペアーズ4への出場を控えており、イングランド代表としてデンマーク、スイスと同組で戦う。優勝には、ディフェンディングチャンピオンのベルギーを倒す必要があるかもしれない。
情報源:talkSPORT「Phil Taylor and Adrian Lewis back darts Royal Rumble idea after Netflix’s Beat Luke Littler success」、Sporting Life「’Fallon Sherrock deserves the money, Gary Lineker was poor and Netflix must now do a Royal Rumble of Darts’」

