21歳ボルベイ、ハンガリーの頂点に 世界選手権デビュー決定
ハンガリーの21歳、アンドラーシュ・ボルベイが10月31日(土)にブダペストで行われた2026年ハンガリー・スーパーリーグのファイナルズを制し、12月11日からロンドンのアレクサンドラ・パレスで開幕するPDC世界ダーツ選手権への出場権を獲得した。24戦で争われたシーズンの締めくくりとなる大会で、オーダーオブメリット上位8名が出場した。
準決勝・決勝は連続3-0、1レグも落とさず
ボルベイは準々決勝でジェルジ・ィェヒルスキーに第1セットを落としながらも逆転で勝利。第1シードのパトリク・コヴァーチュもペーテル・ケレメンとの接戦を制して準決勝に進んだ。下半分ではナンドール・マヨールがラースロー・アンチンを、若手のジョルト・チャイボークがハンガリーのワールドカップ代表パール・セーケイをそれぞれ破った。
夜のセッションに入ると、ボルベイの勢いはさらに加速した。準決勝ではハンガリーNo.1のコヴァーチュを3-0で下し、1レグも落とさなかった。もう一方の準決勝ではマヨールがチャイボークを3-0(セットスコア3-1、3-1、3-0)で退けた。
決勝は、世界選手権デビューを懸けた一戦となったが、劇的な展開にはならなかった。ボルベイは決勝でもマヨールを3-0で圧倒し、再び1レグも落とさなかった。準決勝と決勝の2試合で21レグを連取しての優勝となった。
17歳でヨーロピアンツアー初出場、昨季は平均96.55の快投も
ボルベイはかねてからハンガリー・ダーツ界の次代を担う逸材と目されてきた。2022年には17歳でブダペストのヨーロピアンツアーに初出場し、ジェフリー・デ・ズワーンに2-6で敗れた。3年後の2025年にはルーク・ウッドハウスに敗れたものの、平均96.55を記録し、170チェックアウト(ビッグフィッシュ)も決めて注目を集めた。
今回の優勝で、ボルベイは東欧予選からの世界選手権出場者として、カレル・セドラーチェク、クリストフ・ラタイスキ、セバスチャン・ビアレッキに続く4人目となった。アダム・ゴーラスも現時点で出場圏内に位置している。残る東欧方面の予選は、ポーランド予選が11月13日、南東欧予選が11月28日、チェコ予選が11月29日に行われる予定だ。
世界選手権は12月11日から2027年1月3日まで、128名のフィールドで争われる。ボルベイは開幕ラウンドで対戦相手にとって非常に厄介な存在になるだろう。
