ルーク・リトラー、世界選手権連覇達成!史上初の賞金100万ポンド王者に

ルーク・リトラー、世界選手権連覇達成!史上初の賞金100万ポンド王者に

2025/26パディパワー世界ダーツ選手権は1月3日(土)、ロンドンのアレクサンドラ・パレスで決勝が行われ、ルーク・リトラーがジャン・ファン・ヴィーンを7-1で圧倒し、大会連覇を達成した。リトラーは史上初の賞金100万ポンド(約2億円)を獲得した世界王者となり、わずか18歳でダーツ界の歴史に新たなページを刻んだ。

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圧巻のパフォーマンスで連覇達成

世界ランキング1位のリトラーは、平均スタッツ106という驚異的な数字を記録し、わずか43分でオランダの新星ファン・ヴィーンを退けた。リトラーは通算16本の180(マキシマム)を叩き込み、ダブル成功率46%という安定したフィニッシュで試合を支配。フィル・テイラー、エイドリアン・ルイス、ゲイリー・アンダーソンに続き、世界選手権を連覇した史上4人目の選手となった。

リトラーは3年連続で世界選手権決勝に進出しており、今回が3度目の大舞台。決勝までの道のりでダリウス・ラバナウスカス、デビッド・デイビス、メンスル・スルヨヴィッチ、ロブ・クロス、クシシュトフ・ラタイスキー、ライアン・サールを撃破し、大会を通じてわずか4セットしか失わない完璧な優勝を飾った。

劇的な展開から一方的な試合へ

試合は波乱の幕開けとなった。第1セットでリトラーが4本のセットダーツを外し、ファン・ヴィーンが先制。第2セットでもファン・ヴィーンが145、127と連続ハイフィニッシュで2-0リードに迫ったが、リトラーが116のコンビネーションでセットを奪い返し、流れを引き寄せた。

第3セットでリトラーは116チェックアウト、11ダーターに続き、大会2本目となる170フィニッシュを決めて逆転。そこからリトラーの独壇場となり、第4セットは3本の15ダーターで完封。ファン・ヴィーンが第5セットで137フィニッシュ(トップス-トップス)を決めて抵抗を見せたものの、リトラーは再び3レッグ連取で突き放した。

第7セットでファン・ヴィーンは146フィニッシュのダブル16をワイヤーし、さらに6本のパーフェクトダーツ(連続180×2本)を投げるも流れを変えられず。リトラーは11ダーターで6-1とし、優勝に王手をかけた。

147フィニッシュで有終の美

第8セット、リトラーは14ダーターでマッチポイントを握ると、16本目の180に続いて147フィニッシュ(ダブル15)を決め、劇的な幕切れで王座防衛を果たした。

優勝インタビューでリトラーは「最高の気分です。1-0でビハインドを負った時は満足していませんでしたが、そこから立て直すことができました。ジャンは素晴らしいトーナメントを戦い、誇りに思うべきです。100万ポンドの獲得は人生を変えるもの。この優勝でルーク・ハンフリーズとの差をさらに広げ、世界1位の座を確固たるものにしました。でも、ここで止まるわけにはいきません。まだこのジェットコースターに乗り続けます!」と語った。

ファン・ヴィーン、オランダ新No.1に

一方、決勝で敗れたファン・ヴィーンだが、今大会でルーク・ハンフリーズ、ゲイリー・アンダーソンといった元世界王者を撃破する快進撃を見せ、オランダの新たなナンバーワンの座を獲得。準優勝賞金40万ポンドを手にし、PDCランキングでも3位に浮上した。

23歳のファン・ヴィーンは「タイトルを獲りたかったので悔しいですが、決勝進出を誇りに思います。ルークは驚異的でした。彼が世界1位で連覇王者である理由がわかります。オランダのナンバーワンになれたことは誇りですが、今日の結果には当然失望しています。でも、この大会を振り返れば、達成したことを本当に誇りに思います。2026年が素晴らしい年になることを願っています」とコメントした。

リトラーは今回の優勝により、テイラー、ルイス、アンダーソン、マイケル・ヴァン・ガーウェンピーター・ライト、ジョン・パートに続く、世界選手権複数回優勝者の仲間入りを果たした。わずか18歳での2度目の世界王者は、ダーツ界に新時代の到来を告げるものとなった。

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