2025/26 パディパワー世界ダーツ選手権16日目が12月29日、ロンドンのアレクサンドラ・パレスで開催され、ルーク・リトラーがロブ・クロスとの激闘を制し、ライアン・サールとともに大会最初の準々決勝進出者となった。
リトラー、17本の180sで元王者クロスを撃破
ディフェンディングチャンピオンのリトラーは、106.96の高アベレージを記録し、驚異的な17本の180sを叩き込んで2017/18年王者クロスとの「世界王者対決」を4-2で制した。
リトラーは大会初のセット喪失を喫し1-1のタイとなったが、第3セットで125のアベレージという圧倒的なパフォーマンスでリードを奪還。1-3とリードを許した第5セット以降、クロスは126のブルフィニッシュや13ダーツ、12ダーツのレッグで猛追を見せたが、リトラーは第6セットで10ダーツブレイクを含む会心のプレーで勝利を決めた。
「素晴らしい試合だった。これは僕に必要な試合だった」とリトラー。「誰かが挑んできた時、それを乗り越えられることを再び証明できた。107、106とアベレージを出せているので自信を持っている。元日にラタイスキーかウッドハウスと対戦する」と語った。リトラーはゲイリー・アンダーソン以来10年ぶりのシド・ワデル・トロフィー連覇を目指す。
サール、今大会唯一の「無失セット」で8強
リトラーの勝利に続き、ライアン・サールがジェームズ・ハレルを4-0で一蹴し準々決勝進出。サールは今大会で唯一セットを落としていない選手として、101近いアベレージと12/24のダブル成功率で初のアレクサンドラ・パレス準々決勝の舞台に立つ。「自分のダーツができれば、頂点まで行ける。それを信じられないなら、ここにいる意味がない」とサールは自信を見せた。
ドゥーツが大逆転、ハンフリーズと対戦へ
3回戦最終日では、ケビン・ドゥーツがネイサン・アスピナルとの7セットマッチを4-3で制す大番狂わせを演じた。アスピナルが大会2本目の170チェックアウトを決めて3-2とリードしたが、ドゥーツは11ダーツ、112、164のフィニッシュで追いつき、決勝セットでアスピナルのダブルミスを突いてダブル10でフィニッシュした。次戦で世界ランキング2位のルーク・ハンフリーズと対戦する。
初出場のチャーリー・マンビーはリッキー・エバンスを4-2で破り、欧州王者ジャン・ファン・フェーンとの対戦が決定。ジョシュ・ロックとジャスティン・フッドもそれぞれ4-1で勝利し、両者の直接対決が実現する。
30日は4回戦最終日
12月30日は4回戦最終日。昼のセッションではジョニー・クレイトン対アンドレアス・ハリソン、フッド対ロックなどが行われ、夜のセッションではマイケル・ヴァン・ガーウェン対ゲイリー・アンダーソンのビッグマッチ、ハンフリーズ対ドゥーツが予定されている。

