2024年末、55歳のオーストラリア人ダーツプレイヤー、サイモン・ウィットロックは、PDCツアーカードを失った。
ウィットロックは、2011年にツアーカードを取得して以来、PDCの舞台で活躍してきた。そのキャリアの中ではワールドカップオブダーツで優勝するなどの輝かしい成績も残している。しかし、近年は成績が低迷し、2024年末には15年連続で出場していたPDCワールドダーツチャンピオンシップへの出場も逃し、結果としてPDCツアーカード維持に必要なPDC64位以上を維持する賞金額を稼ぐ事ができなかった。

ウィットロックは2025年1月9日から開催されたQスクール2025に参加して新たにPDCツアーカード獲得へ挑戦するも、ツアーカードを獲得する事ができなかった。
ウィットロックはX(旧Twitter)で『PDCとの14年間は素晴らしいものでした。』とPDCや関係者への感謝、そして、『55歳になる次の章が始まります』とこれから始まるPDCチャレンジツアー、シニアツアー、ModusDartsなどさまざまなイベントへの参加を表明。
ウィットロックの実力ならPDCの舞台へ返り咲く日も遠くないだろう。
So where do I start – It has been 14 amazing years with @OfficialPDC and memories I will never forget. Thank you to everyone connected for making it happen @MattPorter_PDC @BarryHearn @ModusDarts180 @Winmau.
— Simon Whitlock (@SWhitlock180) January 12, 2025
55yo now and the next chapter begins – still life in this old Wallaby… pic.twitter.com/yzhpXF0pD3