マイケル・ヴァン・ガーウェンが7月7日から7月9日の2日間に渡って開催されたポーランドダーツマスターで驚異のアベレージ113.22を記録してタイトルを獲得した。
歯科手術を終えたばかりで痛み止めを服用して出場していたヴァン・ガーウェンは、決勝戦でディミトリ・ヴァン・デン・バーグと対戦。この体調が優れない中で行われた決勝戦で驚異の113.22を記録して勝利。これはPDCワールドシリーズの決勝戦での最高アベレージ記録となった。
ディミトリもヴァン・ガーウェン先行のファーストレグを11ダーツでブレイクスタートして好調な立ち上がりを見せたものの、ヴァン・ガーウェンがすぐに13ダーツでブレイクバック。その後も13ダーツ、12ダーツとゲームを進行し、最終スコアは8-3でヴァン・ガーウェンが勝利した。
ヴァン・ガーウェンはこれでUSダーツマスターズに続き、ワールドシリーズ2連勝。2023年のPDCテレビイベントで3勝目を挙げた。
ヴァン・ガーウェンは7月15日に開幕する優勝賞金200,000ポンド(約3,600万円)のワールドマッチプレイのタイトル防衛へ向けての調整が十分であることをアピールした。