ジャーメイン・ワティメナが、PDCプロツアーで108大会連続出場という驚異的な記録を打ち立てた。オランダの38歳は、2024年9月のハンガリー・ダーツ・トロフィーを最後に欠場しておらず、2年以上にわたってプレイヤーズ・チャンピオンシップとヨーロピアンツアーの全大会に出場し続けている。統計アカウントのTheRedBitが11月5日に公表した集計を、Dartsnewsが報じた。
108大会の内訳 2024年秋から一度も欠場なし
ワティメナが最後に欠場したのは、2024年9月20日から22日にブダペストで開催されたハンガリー・ダーツ・トロフィーだった。その後、2024年シーズンの残り11大会(プレイヤーズ・チャンピオンシップ9大会、ヨーロピアンツアー2大会)にすべて出場。2025年は年間のプロツアー48大会(プレイヤーズ・チャンピオンシップ34大会、ヨーロピアンツアー14大会)をすべてこなし、2026年も49大会(プレイヤーズ・チャンピオンシップ34大会、ヨーロピアンツアー15大会)に皆勤した。11大会+48大会+49大会で、ちょうど108大会連続出場となる。
この連続出場は、2026年シーズン最終戦のプレイヤーズ・チャンピオンシップ34で区切られたわけではない。ワティメナは11月4日のプレイヤーズ・チャンピオンシップ33では初戦でリッキー・エヴァンスに5-6で敗れたが、翌5日のプレイヤーズ・チャンピオンシップ34では準々決勝まで進み、優勝したトミー・モリスに3-6で敗れた。最終戦まで出場したことで、記録は108大会に到達した。
2026年は49大会すべてに出場 全出場はわずか4人
2026年にプロツアーの全49大会に出場した選手は、ワティメナを含めてわずか4人だった。他の3人はディルク・ヴァン・ダイヴェンボード、ウィリアム・オコナー、クリストフ・ラタイスキで、世界トップクラスの選手でも日程をすべてこなすのは容易ではないことを示している。
2025年に全48大会に出場した選手も5人だけで、ワティメナのほかにデイブ・チズネル、ウェッセル・ナイマン、レイモンド・ファン・バーネフェルド、ルーク・ウッドハウスが名を連ねた。ワティメナは2年連続で年間皆勤を達成したことになる。
皆勤は成績にもつながっている。ワティメナは2026年にプロツアー決勝へ4度進出し、8月のプレイヤーズ・チャンピオンシップ27ではケヴィン・ドーツを8-6で破って今季初優勝を挙げた。プレイヤーズ・チャンピオンシップ・オーダーオブメリットでは最終5位(賞金84,500ポンド)でシーズンを終え、11月27日から29日にマインヘッドで開催されるプレイヤーズ・チャンピオンシップ・ファイナルズには第5シードとして出場する。
皆勤が難しいプロツアー 過去の皆勤者はわずか
プロツアーの全大会出場がいかに難しいかは、過去の記録が物語っている。2024年に全43大会に出場した選手は7人で、その中にはダニー・ノッパート、ジャン・ヴァン・ヴィーン、ファン・バーネフェルド、デイモン・ヘタがいた。2023年に全大会に出場したのはヘタとマーティン・シンドラーの2人だけ、2022年はロブ・クロスが唯一の皆勤選手だった。
トップ選手の多くが日程を絞るなか、ワティメナは「マシンガン」のニックネームどおりに休むことなくツアーを回り続けている。108大会連続出場は、PDCプロツアーの過密日程における屈指の鉄人記録と言えるだろう。
情報源:Dartsnews「Jermaine Wattimena extends impressive run: Dutchman has not missed a ProTour event in 108 consecutive tournaments」、Dartsnews「Final Players Championship Order of Merit: Wessel Nijman top seed for Minehead with Luke Humphries and Beau Greaves in top 10, Luke Littler outside top 100」、Live Darts「Luke Humphries lands fourth Players Championship title of 2026」(プレイヤーズ・チャンピオンシップ33結果)
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