トミー・モリスが、11月5日にレスターのマッティオリ・アリーナで行われたプレイヤーズ・チャンピオンシップ34で優勝した。決勝では前日にプレイヤーズ・チャンピオンシップ33を制したばかりのルーク・ハンフリーズを8-5で破り、プロツアー初タイトルを手にした。ツアーカードを持たない選手によるプロツアー制覇は史上6人目で、今季はヘンリー・コーツに続いて2人目となる。賞金総額15万ポンド、優勝賞金15,000ポンドの今大会は、2026年のプロツアー最終戦だった。
決勝は161のビッグフィニッシュで決着
決勝は序盤から両者ともダブルに苦しむ展開となった。2-2、3-3と互いに譲らない立ち上がりから、モリスが96をダブル18で決めて4-3とすると、171で36残しとして5-3とリードを広げた。ハンフリーズも食い下がって5-5に追いついたが、モリスがダブル19で6-5と再びリードを奪い、ダブル9で7-5と王手をかけると、最後は161をブルで決めて8-5で優勝を決めた。
モリスの優勝への道のり
モリスはこの日、強豪を次々と破って頂点に立った。初戦でロブ・クロスを6-3で破ると、2回戦ではリッキー・エヴァンスを6-0で退けた。エヴァンスはこの敗戦により、マインヘッド行きとアレクサンドラ・パレス行きのいずれも逃すことになった。3回戦はロブ・オーウェンに6-3、ラスト16では今季のプロツアーで最も賞金を稼いだウェッセル・ナイマンに6-3、準々決勝ではジャーメイン・ワティメナに6-3で勝利。準決勝ではクリスト・レイエスを7-4で破って決勝に進んだ。
ハンフリーズは連覇ならず、ファン・ガーウェンは復調を示すも準々決勝敗退
前日にプレイヤーズ・チャンピオンシップ33を制し、今季4勝目を挙げたばかりのハンフリーズは、連覇を懸けて決勝に進んだ。初戦でマイク・デ・デッカーを6-5、2回戦でブラッドリー・ブルックスを6-1、3回戦でジャスティン・フッドを6-3で破ると、ラスト16ではリカルド・ピエトレツコを6-3で退けた。準々決勝ではマイケル・ヴァン・ガーウェンを6-3で下し、準決勝ではジャック・アルドリッジを7-5で破ったが、決勝でモリスに敗れて2日連続の優勝はならなかった。
ファン・ガーウェンはこの日、復調ぶりを示した。ラスト32ではディルク・ヴァン・ダイヴェンボードに110近いアベレージで6-0と圧勝し、ラスト16ではデレク・コールソンを6-3で破って準々決勝に進んだが、ハンフリーズに敗れた。
準々決勝の残りの2試合は、レイエスがキム・ハイブリクスを6-5で破り、アルドリッジがダニー・ノッパートを6-4で下した。ラスト16ではハイブリクスがジェイムズ・ウェイドを6-2、ノッパートがダリル・ガーニーを6-3で破っている。また、マインヘッド行きを懸けていたゲイリー・アンダーソンは2回戦でスティーブン・バンティングに6-3で敗れ、ジョシュ・ロックも2回戦でハリー・ウォードに6-3で敗れた。
ドービーがナインダーターを達成
この日はクリス・ドービーのナインダーターも話題となった。ドービーは3回戦のトム・ビッセル戦で9ダーツフィニッシュを達成し、6-1で勝利した。ドービーはラスト16でレイエスに6-4で敗れた。
プロツアー最終戦を終えて――モリスはグランドスラムと世界選手権へ
モリスはこの優勝により、グランドスラム・オブ・ダーツへの出場権を獲得した。チャレンジツアーでの活躍により世界選手権への出場権もすでに得ており、ツアーカードを持たないながら、今後数か月にわたってテレビの舞台で姿を見ることになる。また、今大会の結果をもって、11月27日から29日にマインヘッドで開催されるプレイヤーズ・チャンピオンシップ・ファイナルズの出場64人と、プロツアー・オーダーオブメリットによる世界選手権の出場枠も確定した。
情報源:Dartsnews「Tommy Morris becomes latest non Tour Card holder to win a Players Championship title, denies Luke Humphries back-to-back and books Grand Slam of Darts spot」、Live Darts「Players Championship 34 | Draw, Live Scores and Latest Results」、PDC「2026 Players Championship 34 latest」

