ハンフリーズ、食中毒で約7キロ減量し2週間練習できずもPC33制覇 「食べられなかった」病み上がりの裏側

ハンフリーズが約1年4ヶ月ぶりのPC優勝、ナイマンを8-6で下す

ルーク・ハンフリーズが、11月4日にレスターのマッティオリ・アリーナで行われたプレイヤーズ・チャンピオンシップ33で優勝した。決勝ではニールス・ゾンネフェルドを8-4で破り、今季4つ目のプレイヤーズ・チャンピオンシップタイトルを手にした。今季のプレイヤーズ・チャンピオンシップ出場はわずか10大会目での4勝目となった。実はこの優勝の裏側には、食中毒による約7キロの減量と、2週間にわたる練習の中断があった。ハンフリーズ自身が試合後に明かした。

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食中毒で約7キロ減、ソファとベッドで過ごした3週間半

ハンフリーズによると、体調を崩したのは10月9〜11日にスイスのバーゼルで行われたスイス・ダーツ・トロフィーの頃からだった。同大会では決勝まで進んだものの、ジョニー・クレイトンに8-4で敗れて準優勝に終わった。その後、食中毒に見舞われ、3週間半にわたってほとんど動くことができず、ソファかベッドで過ごす日々が続いたという。

「8日か9日後に体重計に乗ったら、15ポンド(約6.8キロ)減っていた。『1ストーン痩せた』と驚いたよ。食べられなかったんだ」。Dartsnewsによれば、減量は約7キロに及んだ。2週間はまったく練習ができず、直近4日間で数投だけ投げた状態でレスターに臨んだ。

体調不良のため、先月開催されたヨーロピアン・チャンピオンシップも欠場を余儀なくされた。ハンフリーズにとってメジャー大会の欠場は初めてで、「メジャーを欠場することなんて、プレーできるなら絶対にしたくない。ワールドグランプリで優勝して良い流れに乗っていただけに、がっかりした」と振り返った。

それだけに、今回の優勝は本人にとっても「予想外の勝利」だった。「復帰して自分のエネルギーレベルがどうなのかを確認することが何より大事だった。ここ数週間は本当につらかった」と明かしている。

決勝のゾンネフェルドには「マイケルの方がよかった」

ハンフリーズは準々決勝でガーウィン・プライスを6-2、準決勝ではゲイリー・アンダーソンの106.75というアベレージを退けて7-4で勝ち上がった。決勝の相手は、準決勝でマイケル・ヴァン・ガーウェンを7-5で破ったゾンネフェルドだった。

「ニールスは本当に好きな選手だ。オランダの次世代を担う選手で、スコア力がすごい。決勝ではかなり不安だった。マイケルと対戦する方がよかったと思うくらいだ」。それでも決勝では12ダーツでのブレークを2度決め、最後は11ダーツで締めて103.77のアベレージで快勝した。

「今年はプレイヤーズ・チャンピオンシップ4勝、ユーロツアー、ワールドグランプリ、ワールドシリーズでの勝利と、いろいろ良いことができた。年間アベレージもこれまでで一番良いと思う」。今後の目標については「まだもう1つメジャーを勝ち取りたい。グランドスラムでもプレイヤーズ・チャンピオンシップ・ファイナルズでもなくても、世界選手権で勝ちたい」と意気込んだ。

初戦の相手は幼なじみのセルフ 「プロの試合で緊張したのは初めて」

ハンフリーズの初戦の相手は、16歳のアーチー・セルフだった。2人は同じ町で育ち、ハンフリーズが13歳、セルフが4〜5歳の頃には一緒にダーツをしていた間柄だという。試合はハンフリーズが6-2で勝利したが、セルフはこの試合で170アウト(ビッグフィッシュ)を決めるなど存在感を示した。

「15年ほど前、セルフは小さなボードでダーツを投げていて、僕が投げ方を教えていた。今はプロの試合で対戦しているなんて信じられない。プロツアーの試合で緊張したのは初めてだった」。ハンフリーズはそう語り、幼なじみへの賛辞を送った。

なお、2026年のプロツアー最終戦となるプレイヤーズ・チャンピオンシップ34は11月5日(木)に行われ、プレイヤーズ・チャンピオンシップ・ファイナルズの出場枠が確定する。

情報源:Dartsnews「”I couldn’t eat”: Luke Humphries lost a stone after bout of food poisoning led to European Championship withdrawal」、Sky Sports「Players Championship 33: Luke Humphries beats Niels Zonneveld in final」

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