2022ワールドカップオブダーツ(2022 Cazoo World Cup Of Darts)は2022年6月16日から6月19日に開催された。4日間に渡って行われたダーツNO.1の国を決める大会は、オーストラリアのデイモン・ヘタ&サイモン・ウィットロックが決勝戦でガーウェン・プライス&ジョニー・クレイトンのペアを破って優勝した。
2022年のダーツのワールドカップは6月16日から6月19日の4日間に渡ってフランクフルトのEissporthalleで開催された。PDCのランキング基準や様々な予選を通過した32カ国の2人ペア総勢64名が出場した。
過去に4度優勝しているオランダはマイケル・ヴァン・ガーウェンが腕の手術を行うために出場を辞退し、ダニー・ノパートとディルク・ヴァン・ダイヴェンボードのペアで挑戦することとなった。
そして、日本からはWorld Cup Japan Qualifyngを勝ち抜いた後藤智弥と鈴木徹のペアが出場した。
32カ国の出場者
オーストラリア:デイモン・ヘタ & サイモン・ウィットロック
オーストリア:メンサー・スルホビック & ロウビー・ジョン・ロドリゲス
ベルギー:ディミトリ・ヴァン・デン・バーグ & キム・ハイブリクス
ブラジル:ディオゴ・ポルテラ & アルトゥール・バジェ
カナダ:ジェフ・スミス & マット・キャンベル
チェコ共和国:アダム・ゴウラス & カレル・セドラチェク
デンマーク:ウラジミール・アンデルセン & アンドレアス・トフト・ヨルゲンセン
イングランド:マイケル・スミス & ジェイムズ・ウェイド
フィンランド:マルコ・カンテレ & アキ・パービライネン
ドイツ:ガブリエル・クレメンス & マーティン・シンドラー
ジブラルタル:ジャスティン・ヒューイット & クレイグ・ガリアーノ
香港 :ロク・イン・リー & ホー・トンチン
ハンガリー:ナンドール・プレズ & ゲルゲリー・ラカトス
イタリア :ギゼッペ・ディ・ロッコ & ガブリエル・ロロ
日本 :後藤智弥 & 鈴木徹
ラトビア : マダーズ・ラズマ & ナウリス・グルグルー
リトアニア : ダリウス・ラバナウスカス & ミンダウガス・バラウスカス
オランダ:ダニー・ノッパート & ディルク・ヴァン・ダイヴェンボード
ニュージーランド:ベン・ロブ & ウォーレン・パリー
北アイルランド:ダリル・ガーニー & ブレンダン・ドーラン
フィリピン:ルーレンス・イラガン & RJ・エスカロス
ポーランド:クリストフ・ラタイスキ& セバスチャン・ビアレッキ
ポルトガル:ホセ・デ・ソウサ & ビトール・ジェロニモ
アイルランド:ウィリアム・オコナー & スティーブ・レノン
スコットランド:ピーター・ライト & ジョン・ヘンダーソン
シンガポール:ポール・リム & ハリス・リム
南アフリカ:デボン・ピーターセン & ステファン・フェルマク
スペイン:ホセ・フスティシア & トニー・マルティネス
スウェーデン:ダニエル・ラーション & ヨハン・エングストロム
スイス:ステファン・ベルモンド & トーマス・ユンハンス
アメリカ:ダニー・バギッシュ & ジュールズ・ヴァン・ドンゲン
ウェールズ:ガーウェン・プライス & ジョニークレイトン
2022ワールドカップ賞金
2022ワールドカップ賞金詳細(賞金はペアの1人当たりの金額)
優勝:各35,000ポンド(約575万円)
準優勝:各20,000ポンド(約328万円)
セミファイナリスト:各12,000ポンド(約197万円)
クオーターファイナリスト:各8,000ポンド(約131万円)
第2ラウンド敗者:各4,000ポンド(約66万円)
第1ラウンド敗者:各2,000ポンド(約33万円)
*為替レートは執筆時の1ポンド=164.16円で計算
歴代の優勝国
2010年:オランダ(レイモンド・ヴァン・バーナベルド & コウ・ストンぺ)
2012年:イングランド(フィル・テイラー&エイドリアン・ルイス)
2013年:イングランド(フィル・テイラー&エイドリアン・ルイス)
2014年:オランダ(マイケル・ヴァン・ガーウェン&レイモンド・ファン・バーナベルド)
2015年:イングランド(フィル・テイラー&エイドリアン・ルイス)
2016年:イングランド(フィル・テイラー&エイドリアン・ルイス)
2017年:オランダ(マイケル・ヴァン・ガーウェン&レイモンド・ファン・バーナベルド)
2018年:オランダ(マイケル・ヴァン・ガーウェン&レイモンド・ファン・バーナベルド)
2019:スコットランド(ゲイリー・アンダーソン&ピーターライト)
2020年:ウェールズ(ガーウェン・プライス & ジョニー・クレイトン)
2021年:スコットランド(ピーター・ライト&ジョン・ヘンダーソン)